DVD、CD高価買取のコツ!?(2)
バリQ査定担当の三上でございます!毎度!
前回は買取価格は市場価格によって決まるというお話をさせて頂きました。
今回はそこを少し深堀していこうかなと。
高価買取を狙うためには、市場価値の高いものを狙う必要があります。
市場価値が高い、つまり人気が高いと言い換えても良いかもしれません。
では、人気が高いアーティストの作品や、よく売れた映画が高価買取になるのか!?
というと、そういう訳ではありません。
実は、高価買取を狙うには、二つの市場の違いを睨む必要があります。
それは、新品市場と、中古市場です。
実は、これらは連動せず独立した値動きをするのです。
例えば、新品の市場でとても人気がある商品だと、中古市場では全く値がつかないということが、
結構な頻度で起こります。
それは、なぜか……!?
新品の市場で人気が出たものは、とても数が多く出回ります。
例えば最近ではあまりありませんが、90年代後半はCDがメガヒットする時代でした。
CDで100万枚も売れたとしたら、市場に100万枚もあります。
その内、コアなファンは手放さないでしょうから、中古市場には出回りませんが、
それが例えば10万人だとして、仮にその人たちが2枚ずつ買っていたとしても、
80万枚も残りがあります。全部が中古市場に流れてくるとは思いませんが、
かなりの数が中古市場に流れ込んでくることが想像できます。
例えば10万枚が中古市場に流れたとします。
さて、この10万枚に買い手がつくでしょうか?
ファンや、その時の流行で購入した方は、もうすでに保有しています。
あとは、その時期にファンではなくても、後にファンになった人は買うかもしれません。
少し時期がずれても安く買えれば買うという方はいるかと思います。
しかし、やはり売りたい人の方が、買い手より圧倒的に多い状況になるだろうことは、
想像に難しくないかと思います。
売り手が圧倒的に多ければ始まるのは値下げ合戦です。
かくして新品市場で人気の高い商品であればあるほど、中古市場では値が崩れてしまう訳です。
長くなってしまいましたので、今回はここまでに致します。
続きはまた次回!!