断捨離のススメ(心理はどう動く!?)2
断捨離のススメ(心理はどう動く!?)1の続きです。
家にずっとあるいらない物を捨てる。(捨)
なかなか難しいのが、捨てるという作業です。
前の記事で買い物は悪くないと書きましたが、買ったものを放置し続けると大変なことになっていきますよね!?
ちゃんと整理整頓をしておかないと、どんどん物が溢れていき、足の踏み場もなくなって…なんてことが起こってしまうこともあります。なので、定期的に、例えば、毎月1日はお片付けDAYを設けるとか、お盆と年末の大掃除には必ず、いらない物を選別するとかルールを決めると良いかと思います。
なぜ捨てられないのか!?
とはいえ、それを決めても何となく捨てられないんだよね〜という方も多いかと思います。タイプは色々あるのですが、中には、心の裏側で、モノに頼っている自分というのがいることに気付く人もいるかもしれません。そのモノを持つことで自分の足りない部分を埋めている状態だと、そのモノを手放すことによって、何かが欠けてしまう。そんな感覚を持ってしまう場合があります。
知識が足りないので勉強せねばと思い一念発起。本を買い込んだものの結局なんだかんだと忙しく読まない内に本棚は埋まり、それなのに何となく新しい本を見つけるとまた買い込み、結局は積ん読状態になっている。
無趣味だと思われたくないんので、とりあえずカッコをつけて映画好きだとアピール、やたら映画を買い込んでいるけどほとんど観ていない。観る暇もない。
ファッションセンスに自信が持てないのでファッション誌を買い込み、そこに出てくる服を大量に買い込むも着る機会もなくクローゼットで眠っている…。
それって実はコンプレックスをモノで満たしている状態です。
こういう場合、無意識でモノを手放すことに迷いを感じます。
でもよくよく考えると結局モノはモノであり、自分のコンプレックスを消してくれる存在ではありません。
例えば、上記の例で言えば、沢山本を持っていることより、その本を読んで、仕事で認められたり、人生が充実することの方が大切ですよね?沢山映画を所有することよりも、1本でも観てその内容を深く語れる方が映画好きに見えますよね?
服を大量に持つことよりも、その服を着て、どこかに出かけたり、誰かに褒められたりすることの方が大切ですよね?
だから沢山持つことよりも、その時間を大切にし、モノ自体は手放しても本当は大丈夫なはずなんです。
そこに気付くことで、何が必要で、何が必要ではないのか気付くことができるような気がします。
またも長くなってきましたので、続きは次回!