買取の現場 実際の査定方法教えます!
お店によって違う査定方法
まず買取をやっている店舗は全国に何店舗あるのでしょう? 某大手レンタル店や、中古書籍販売店の店舗をざっくり合計すると約3000店舗になりました。 皆さんも経験があるかもしれませんが、店舗によって買取の査定方法は違います。 商品の状態と定価から査定額を算出する方法もありますが、 現在では市場価格(相場)を参考にした査定方法が主流になっています。
相場査定って何?
では、相場はどのようにして知ることができるのでしょうか? 実はほとんどの相場査定システムはAmazonの中古市場価格を参考にしています。 商品についているJANコード(商品裏にあるバーコードです)を読み取ると、 その商品のAmazonの中古市場価格のデータを自動的に取得できるのです。 ショップではPOSレジ(バーコード読み取り機能がついたレジ)に、その機能が内包されたシステムもあります。 ○在庫が豊富なAmazonは、市場価格データの宝庫 もともと米国の書籍販売サイトとしてスタートしたAmazonは、 いま通販サイトの中で国内一位(20%以上)の市場占有率を占めています。 それだけ多くの、特に書籍やDVDなどのメディア関連の出品在庫数は桁外れです。 そのため、サンプルとなる中古商材のリアルなデータの宝庫と言えます。
売れている人気商品だからといって高い買取価格がつくわけではない
この価格から各ショップや買取サイト独自の掛け率をかけて買取価格を算出します。 そのため、売れている人気商品だからといって高くなるわけでなく、 そのような商品は市場から溢れているために、逆に中古市場価格が低くなる傾向があります。 逆に、あまり人気のない商品は元の価格を超える金額がつくケースもあり、 買取価格もそれに応じて上下するのです。 ○最終的な査定金額 そしてこれらのデータを元にして、商品の状態を調べます。 例えば傷があれば、査定金額を減額するショップやサイトも多いと思います。 またCDやゲームのジャケットの状態も査定に影響を与える要素となるでしょう。 そのため、商品の保管状態に注意を払っておくと、売却時の査定金額も高くなるのです。
いかがでしょうか。 今回の買取の現場は実際の査定方法教えます!と題して説明させて頂きました。 せっかくいままで愛用してきた賞品を売却するわけですから、 少しでも高く売る方法を知って頂きたいと思います。