買取の現場: 廃棄プラスチック問題を考えよう
SDGsって何だ?
SDGsという言葉が、最近頻繁に報道されるようになりました。2015年9月の国連サミットで採択された「2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。
SDGsとは?(外務省)
重要なことが数多く決められています。特に環境問題については、スウェーデンの16歳の環境活動家グレタ・トゥーンベリさんが語る通り、世界は真剣に向き合わないといけない課題があると思います(彼女については賛否ありますが)。
廃棄プラスチック問題
この中で日本が取り組むべき課題の一つが廃棄プラスチック問題です。
プラスチックをとりまく国内外の状況(環境省)
セブンイレブンでアイスコーヒーのストローが紙製になったのも、この問題の対策の一つです。そもそもプラスチックが必要ではない物を何かに置き換えることを実践する。そして必要であれば循環を促し、廃棄ルールを徹底するということです。我々が取り扱うDVDやゲームディスクもプラスチックです。これを我々はリユースという形で循環させています。世界は新しい時代に入りました。大量生産・大量廃棄という時代は終焉へ向かうことでしょう。
我々は第四次産業革命の中で生きている
18世紀末から様々な技術革新、製鉄業、蒸気機関による動力源の発明が生まれました。これが第一次産業革命です。蒸気機関が石油に置き換わり、映画やラジオの登場した第二次産業革命。
コンピューターと原子力が登場した第三次産業革命。そして我々は、インターネットやAIが生活レベルまで浸透してきた第四次産業革命(インダストリー4.0)の真っ只中に生きています。これからの世界はもっと大きく、そしてもっと速く変化することでしょう。変化とは新しいものを得る一方で、古いものを失うということを意味しています。
ゼロに向かって価値を落とし続けるデジタルコンテンツ
書籍や、CD、DVD、ゲームなどデジタルに置き換わるものは、いずれ化石のように消えてゆく運命を辿ることでしょう。リユースとして中古で流通することは環境にも優しいことです。そしてその次の段階でデジタルになっていくはずです。いまはその過渡期であると思います。随分大げさで遠回りの表現をさせて頂きましたが、要するにお手持ちのDVDやゲームの価値は、時間と共にゼロ円に向かって価値を落とし続けているということです。
その前に現金化しておきませんか?