買取の現場:ネットオークションでDVDを売ると手元にいくら残るのか計算してみた
どうすれば一番高く売れるのか?
以前にも書きましたが、あなたのDVDを一番高値で売却するならば、いうまでもなく、メルカリやヤフオクなどに自分で出品することです。場合によっては買取業者に売却する数倍以上の金額になることでしょう。ところが、この話は大事な観点が一つ抜けています。時間をコストとして考えていないということです。1品10万円もするような高額な商品ならまた別の話になりますが、例えば1品1000円のDVDをメルカリやヤフオクで売却するためにどれくらいの手間がかかるのでしょうか?さらにそこでどれくらいのお金が残るのでしょうか?
ネットオークションでリアルに残るお金
コストと手元に残るお金を計算してみました。
①手数料
ヤフオクもメルカリでも販売手数料は落札金額の10%です。(ヤフオクのプレミアム会員ならば手数料8.8%)
②梱包材
DVDやゲームなどのメディアの発送に便利なのはクッション封筒です。ある程度まとまった数量で購入するのがお得です。おそらく一枚20円程度でしょうか。
③送料
送料については、特に送料込みと記載しない限り、通常、落札者が負担します。ということで。
1000円−100円(手数料)-20円(梱包材)–送料0円(落札者負担)=880円があなたの手元に残るお金となります。
意外とやることが多いネットオークション
次に作業の流れを見てみましょう。
①出品アカウントの登録
②出品作業(商品の写真や状態の説明などのテキストを書く)
③落札希望者とのやりとり
④落札後の入金確認(最近ではここが簡略化されています)
⑤商品の梱包→発送作業
⑥落札者への評価
ざっくりとこのような流れがあります。一番手間がかかるのは、恐らく出品と発送の作業でしょうか。また、これらを一品ごとに繰り返す必要があります。
時間や手間をコストとして考えてみる
ここで時間や手間をコストを考えてみましょう。もしあなたが時給1000円で働いている人だとしましょう。そしてオークションの作業時間に30分をかけている場合、当然ですがそのコストは500円になります。したがって、上記で残ったオークションの残金880円を得るため、500円分の労働時間を要したことになります。そう考えると単純に差し引きで残るお金は380円。そう考えても良いのではないでしょうか?
ネット出品の手間を代行するお仕事
最近この買取のお仕事をしていて思うのが、私達の仕事とは「ネット出品の手間を代行する」ことではないかということです。私達は1000円で売れるDVDを1000円で買取していては商売になりません。また、買い取ったDVDが確実に売れる保証もありません。
なので、もう一度書きますが、皆さんの立場で単純に残るお金だけを考えた場合、自分でネットオークションで売るのが一番良いです。しかし、「本数も多いし面倒だな」と思う方は、その「面倒臭いこと」を代行してもらうために、少々安くても買取業者に売却するという選択肢があると思います。そういうお客様はぜひ買取業者を利用してみてください。弊社のバリQでなくても構いません。色々比較してみれば良いと思います。