今日の1本 ヒットマン（2007）gattoのレビュー

 
2007年にティモシー・オリファント主演で人気ゲームを映画化した、『ヒットマン』のリブート版が2015年8月28日に全米公開されるようだ。もともとは2月に公開されるはずだったが、延期されたとのこと。
 
実はこの映画、本来ならばティモシー・オリファントが演じたエージェント47を、亡くなったポール・ウォーカーが演じる予定だった。残念としか言いようがない…。
 
ともあれ、エージェント47役にはイギリス人俳優ルパート・フレンドが起用されたらしい。予告動画はまだ公開していないようだ。（下記20世紀フォックスのヒットマンページ）
 
http://www.foxmovies.com/movies/hitman-agent-47
 
そんな、にわかに気になり始めた新作『ヒットマン』だが、2007年に公開した『ヒットマン』は、孤高の殺し屋役にハワイ生まれのティモシー・オリファント、ヒロイン役に脱ぎっぷりのいいオルガ・キュリレンコ、色気たっぷりチョイ悪おやじダグレイ・スコットという魅力的な俳優陣が名を連ねていた。
 
特に、ダグレイ・スコットは比較的悪役が多いチョイ悪セクシー系だけに、熱血刑事を演じていると、な、なんだか萌えてしまう。
 
殺しの英才教育を受けプロの殺し屋へと成長したエージェント47は、常に冷静さと正確さ、そして冷酷さを失わない孤高の殺し屋だ。殺しの依頼が入ると、目立たず静かに実行をして…
 
って、
 
デカい背丈で、色白スキンヘッドに黒いバーコードが入っていたら、
誰だって死ぬほど目立つわっ！スーパーで、ピッとやられるわっ！
 
しかも、狙撃したあとに「ドカーン」って　　　目立つわっっっ！
 
と、いうような突っ込みどころは満載だが、スタイリッシュな映像やガンアクションは一見の価値がある。そして、娼婦役オルガ・キュリレンコの“脱ぎっぷり”も。
 
やはり、あそこまでスタイルがいいとポンポン脱ぎたくなるのだろうか。でも、細身でバストが小さく少年のようなので、あまりイヤラシさを感じない。ムッチリしたグラビアアイドルが好きな男性は、「ねっちりムッチリ不足」と、あたかも栄養不足のように言い放つかもしれない。
 
ともかく冷酷非道なヒットマンは、そんな一人の娼婦との出会いによって、心を覆っていた鋼鉄の鎧を徐々に溶かしていく。しかし、人間的な生活からかけ離れて生きてきたので、恋の駆け引きなどもってのほか。ホテルのBARで女性から声を掛けられても完全無視を決め込んでしまうほどだ。
 
 
と、いうことは、彼女いない歴が年齢分なのだろうか。
と、いうことは…　　　！！！
 
だめだ！そんな想像はいけない。クールでスタイリッシュなヒットマンが童貞なんて。すべてに卓越していなければいけないのだ。そんな想像はダメだ（笑）。
 
突っ込むとキリがないが、この世界観が好きな人は少なくないはずだ、何を隠そう、私もその一人。しかも、クールで凄腕の殺し屋と、セクシーでキュートなヒロイン、愛すべき刑事役、そして見ごたえあるアクションが満喫できるのだから。時折酷評も目にするが、私はこんな映画を突っ込みながら観るのが大好きだ。
 
 
他にもいろいろ突っ込めるよ！
是非ご賞味あれ。
 
映画と現実の狭間でROCKするgattoでした。
 
 
ヒットマン
出演: ティモシー・オリファント, オルガ・キュリレンコ, ダグレイ・スコット, ロバート・ネッパー, ウルリク・トムセン
監督: ザヴィエ・ジャン
 

 
 
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