今日の1本 リミットレス(2011) gattoのレビュー
リミットレス 映画レビュー
「脳科学」がブームになったのは何年か前。
しかし、もちろん今日もあらゆる分野で活用されている分野だ。
そして、ここ最近になってリュック・ベッソン監督の映画『LUCY』が公開されたことにより、また改めて違う視点で注目されたのではないだろうか。
しかし、その数年前にこの『リミットレス』が公開されていた。
物語は、全然書けない小説家が、ある日、元カノの弟と再会し、たまたまもらった薬で脳が活性化“し過ぎちゃう”話。
そう、いわゆる、「人間の脳は10%〜20%しか使われていないけど、この薬で100%使えちゃうんだよ〜」的なもの。
でも、もともとハンサムな主役のブラッドリー・クーパーが、脳活性化前に彼女にも愛想を尽かされるボロボロのグタグタなダメ男を演じているんだけど、もう最初から「お前、絶対シャワー浴びて、髪の毛切って、ビシッと洋服きたらカッコイイだろ」と突っ込みたくなるのである。
まあ、しかし、脳の働きが活性化すると会話の内容も仕事の速度も変わり、周囲の人々に「おッ」と一目置かれるから自信もついてくる。
すると表情もグンと変わってくるワケである。
ちなみに、夜の男性パワーの方が活性化されたかは明確に描写されていない。
しかし、脳が活性化した途端、目の前の女性と速攻○○○○していたので、きっと、きっと…○▲×%&◆$#だったに違いない。
この映画を観終わったあと、「とりあえず脳を活性化すれば頭が良くなって人生上手くいくんじゃないか」と思いgoogleで「脳活性化 食品」と検索してみたら“まとめ記事”が出てきた。
大豆・チョコレート・魚・ピーナッツ・ベリー系・炭水化物・卵・緑茶、これらが頭にいいそうだ。
…って、範囲ひろッ!結局バランスよく食えばいいんじゃないか!
しかし、もちろん映画では「頭良くなった!いやっほう!ボクちゃん人生バラ色だぬーん!」と簡単にはいかない。
なんたって、その薬は相当にヤバいものなのだ。
おまけに、人生を180度変えるほどのスゴイ薬なので、どいつもこいつもソレを欲しがる。
いろんな奴が、薬を奪いにやってくるのである。
まあ、そんなこんなで、危ない橋を渡ってしまった主人公。その行く先は破滅か、再生か。それは観てのお楽しみ。
ちなみに、彼女役は『ロボコップ(2014)』で妻役を演じたオーストラリア出身の女優さんアビー・コーニッシュ。
彼女も脳が急激に活性化しちゃうシーンがあるんだけど、そのときの……
すごさがイマイチ伝わりませんッ。
失笑してしまう人も多いのではないだろうか。
私は叫んだぞ。「え……?えーーー?!そ、そんなんかいッ」
まあ、そんなシーンも含めて、是非ご賞味あれ。
映画と現実の狭間でROCKするgattoでした。
リミットレス [DVD]
監督:Neil Burger
出演:ブラッドリー・クーパー, ロバート・デ・ニーロ, アビー・コーニッシュ
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