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CINEMAバリQ

【パパラッチ】
パパラッチに対し怒り心頭に発したメル・ギブソンのプロデュース

パパラッチ 映画あらすじ

映画のヒットでスターダムにのし上がったボー・ララミーは財を得て、愛する妻アビーと息子ザックとともに豪華な新居へ引っ越すことに。しかし、一躍時の人となったボーはパパラッチに追いまわされるようになってしまう。しかも、彼だけではなく家族まで標的になっていた。あまりにも執拗にパパラッチらが追いかけまわし挑発してくるため、ついにボーは罠にハマってしまう。そこから、さらに信じがたいトラブルへと発展するが……。

この映画の買い取り価格→→→ 『パパラッチ

パパラッチ 映画レビュー

この映画は、オーストラリアの暴れ馬、メル・ギブソンさんがプロデュースしている作品です。恐らく彼の目的は、この映画でパパラッチを抹殺すること。スターを追いかけまわすパパラッチにイライラしていたメル・ギブソン氏は、1997年8月30日にダイアナ妃がパパラッチに追いかけられ事故死したことで怒り心頭に発したようです。したがって、物語の詰めや深みなどは、(きっと)どうでもいいのです。

とにかく疑似的に、憎いパパラッチを抹殺できればいいのですから。

実のところ筆者も、ダイアナ妃の事故直後、救急車がくるまで応急処置にあたったという、通りがかりの医師と良心ある1人のカメラマン以外の、バカラッチ(バカなパパラッチ)の行動を聞いたとき、腹が立って仕方がありませんでした。いまにも死にそうな人を前に、写真を撮っていたそうですよ。

バカか。

彼らは殺人罪と緊急援助義務違反の容疑で警察に身柄拘束されたらしいですが、それでも怒りはおさまりません。というわけで、この映画を鑑賞しました。

しかし、さすがに(物語は浅いが)内容が過激なので、多少物議は醸したでしょうね。でも実は、メル・ギブソン氏、同年に世界中で物議を醸す問題作を公開しています。それこそあの有名な映画『パッション(2004)』。イエス・キリストが処刑されるまでの12時間を描いたこの映画には、私財30億円を投じたとのこと。

さ、30億円て。

テーマがテーマだけに、もはや世界中で大騒ぎのレベルで、非難も数多くあったようですが、興行的には大成功だったとのこと。また、作品だけではなく、同氏はDV疑惑や暴言などでも注目の的です。なんだか色んな意味で賑やかなメル・ギブソン氏ですが、今作では、やはりパパラッチに腹を立てている同業者の人々からは共感を得たかも? しれませんね。

なお、今作にはパパラッチにブチ切れる主人公の妻役で、ロビン・タニーさんが出演しています。『ザ・クラフト(1996)』のサラ役も魅力的でしたが、日本でも人気の米ドラマ『メンタリスト』ではテレサ・リズボン捜査官でお馴染みです。筆者もこのドラマのファンなので、やはり捜査官らしく意志も腕っぷしも強い、キュートで男前なロビン・タニーさんが好きです。その観点からいうと、今作『パパラッチ(2004)』で彼女の良さはほとんど出ていない気がします……。

とはいえ、オーストラリアの種馬……、じゃなくて暴れ馬メルさんが、容赦ないパパラッチ連中に殴り込みをかけた映画『パパラッチ(2004)』は、売ってはいけない1本といえるでしょう。もちろん、ご判断は一切皆様次第でございます。ちなみにバリQの買い取りは、本 、 CD、DVD・Blu-ray、ゲーム、PC・タブレット、 携帯電話、ホビー・フィギュア、ポータブルオーディオ、種類を問わず全部で20点以上であれば送料無料となります。いらなくなったものがありましたら全部まとめて送ってくださいませ!

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ちなみに、今作でボーという名の主人公を演じたコール・ハウザーさんは、『ワイルド・スピードX2(2003)』では麻薬密売組織のボス、カーター・ベローンを演じていました。ボーとか、ベローンとか……、関係者さん、もう少し締まりがある名前の役を演じさせてあげてください。え? ヴェローン?

 

ライター中山陽子でした。

 

パパラッチ(2004)

監督 ポール・アバスカル
出演者 コール・ハウザー/ロビン・タニー/トム・サイズモア/デニス・ファリーナ

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