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CINEMAバリQ

【ベイウォッチ】
下ネタコント満載なライフガードvs犯罪組織

ベイウォッチ 映画あらすじ

ミッチ・ブキャナン率いるライフガード隊「ベイウォッチ」のメンバーは、ビーチの平和を守るために日々力を注いでいた。しかし、傲慢な態度をとる元金メダリストの新人マット・ブロディに、度々足を引っ張られてしまう。だが、ミッチにはそれよりも懸念すべきことがあった。それは、小型船で不審な遺体が発見されたことと、覚せい剤の陰。そこでベイウォッチのメンバーは、独自に調査を開始する。

この映画の買い取り価格→→→ 『ベイウォッチ

ベイウォッチ 映画レビュー

この映画を鑑賞したあと心に残るのは、「下ネタ」と「スーパー・スローモーション」と「ムキムキ」だけでした。ストーリーは……、えーと、何だったっけ?

でも、それでいいんです。だって、『ベイウォッチ』なんだから。

この映画は、アメリカで1989年から2001年にかけて放送され、全世界142ヶ国で大ヒットしたというドラマシリーズ『ベイウォッチ(BAYWATCH)』のリメイク映画です。熱血ライフガード(救命隊員)のミッチ・ブキャナン 率いるベイウォッチ(水難監視救助隊)の活躍を描いています。

もとになったドラマシリーズの見どころは、アクションなどに加え美女ぞろいの隊員が登場すること。それも、通りすがりの男性が振り返り「ヒューヒュー」と騒いだり、陰からジットリ見られたりするレベルのグラマラスな水着美女なのです。そうしたことから、この映画では、全編にわたって美女の水着姿が拝めます。そして、お約束ですが男性の「下」の話も満載です。男も女も、ことあるごとにゴールデンボールズを絡めて言葉を発するのです。

途中から、もはや下ネタは、動詞、形容詞、形容動詞、名詞、副詞、連体詞、接続詞、感動詞、助動詞、助詞の、どれかなんじゃないかと思うようになり、それ(下ネタ)が無いと文法が成り立たないのではないかと感じるようになります。 と、いうのはウソですが、とにかくブッチ切りで下ネタ満載です。

しかしながら、下ネタで弾けてはいるものの、ポロリはないし、意外にストイックです。ちなみにアメリカでは、オープンウォーター(海、湖沼、川)のライフガードは自治体に雇われた公務員であることが多いそうです。また、登場人物がライフガードの仕事に対して誇りをもっているのもいいですね。

ビーチで“きな臭い”ことが起こると、警察が「こちらに任せておけ」といっても「いや、俺たちが調べたほうが早い」といって聞きません。現実の世界でこうならばチョッピリ困った人たちですが、映画やドラマのなかではしっかりと解決に導くのでヒーローになるというわけです。

なお、ムキムキ隊長ミッチ・ブキャナンを演じるのはロックさまことドウェイン・ジョンソンさん。彼が動くと、大規模な地殻変動で(筋肉の)山が移動しているみたいです。そして、ドラマシリーズでこの役を担っていたのはデビッド・ハッセルホフさん。この映画にも、ちょこちょこっと登場してくれるんですよ。

そんな彼を、ロックさまは「偉大なデビッド・ハッセルホフ」といいます。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス(2017)』でも、ピーター・クイル(クリス・プラット)の想像上の父親というかたちで登場していましたね。どうやらアメリカ人はこの方がとても好きなようです。といいながら、筆者も若いころドラマシリーズ『ナイトライダー』の大ファンだったので、やはり当時はデビッド・ハッセルホフさんが好きでした。

そして、ムキムキ隊長ミッチに盾突く、元オリンピック金メダリストの生意気な新人マット・ブロディを演じるのがザック・エフロンさん。個人的にはいまだに『ハイスクール・ミュージカル』シリーズのイメージが強いので、どうしても「ザック君」と呼びたくなってしまうのですが、もうすっかり大人ですね。そんな彼も、ロックさまの隣で貧弱に見えないよう、また、筋力を披露するシーンをこなすためビルドアップしています。

ただ、ちょっと気になるのが、ときおりザック・エフロンさんがヨガで話題の片岡鶴太郎氏に見えてしまうことです。

しかし、筆者の場合は現在の画家、書家、プロボクサー、ヨーギという片岡氏の肩書きよりも、近藤真彦さんの「マッチでーす」とか、小森のおばちゃまとか、具志堅用高氏の「ちょっちゅね~」とか、たこ八郎さんとか、坂上二郎氏の「飛びます、飛びます」とか、フランソワーズ・モレシャンさんの「ぅ私の国どぇぅはぁ、ててててててて」とか、そういった物まねをしてお茶の間を笑わせていたころの印象が強いので、今作がコメディ要素の強い映画であることから、ある意味良かったのかもしれません。(決して、ザック・エフロン氏が今作で、物まね芸人のころの片岡鶴太郎氏に似せようとしていたワケではありませんけどね)

とにかく、そんなムキムキさんたちや、セクシー水着美女が目を喜ばす映画『ベイウォッチ(2017)』は、売ってはいけない1本といえるでしょう。もちろん、ご判断は一切皆様次第でございます。バリQの強みは、とにかく買い取り価格が高いことと、とにかく査定スピードが早いこと。お荷物到着後、最短で24時間以内に査定をご連絡いたします!

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なお、アメリカのドラマシリーズ『クアンティコ』で主役のアレックスを演じているインド人女優のプリヤンカー・チョープラーさんは、今作で珍しく悪役を演じています。監督は『モンスター上司(2011)』のセス・ゴードン氏。デビッド・ハッセルホフ氏だけではなく、元プレイメイトとして知られるセクシー女優パメラ・アンダーソンさんも、スーパー・スローモーションで現れます。

そう、ナイスバディな登場人物は、みな動きがスローモーションになるのです!

 

ライター中山陽子でした。

 

ベイウォッチ(2017)

監督 セス・ゴードン
出演者 ドウェイン・ジョンソン/ザック・エフロン/プリヤンカー・チョープラー/アレクサンドラ・ダダリオ

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