【ポンペイ】
バイオハザード監督のディザスター・アクション映画

ポンペイ　映画あらすじ

両親や仲間をローマ軍に殺されたケルト騎馬民族の少年マイロは、ただひとり生き延びるが、奴隷として連行され囚われの身となる。それから時が経ち、たくましく成長したマイロは、誰よりも強い剣闘士になっていた。そして紀元79年、持ち主によってポンペイへと連れてこられたマイロは、有力者の美しい娘カッシアと出会う。身分の違う２人は心ひそかに惹かれあうが、彼らの向かう先には想像を超えた過酷な運命が待ち構えていた。そしてマイロは、とうとう自分の大切な人々の命を奪った人物とその地で対面し、復しゅうの炎を燃え上がらせる。

この映画の買い取り価格→→→　『ポンペイ』

 

ポンペイ　映画レビュー

イタリア・ナポリ近郊にあった古代都市「ポンペイ」が舞台のお話です。この地は、紀元79年8月24日の午後1時頃、ヴェスヴィオ火山の大噴火で、火砕流により地中に埋もれてしまいました。ユネスコの世界遺産にも登録されているそうです。実際に起こった大災害が背景ですが、身分の違う男女のピュアな恋や、男たちの命を懸けた戦いと友情、復しゅう劇が描かれているので、非常に盛り沢山なディザスター＋恋愛＋アクション映画となっております。

ヴェスヴィオ火山の大噴火で発生した火砕流は、なんと時速100km以上だったそう。火砕流は300度～400度もあるといわれています。それでは到底逃れようがなく、助かりようもありません。

人間の体は、死んだらやがて朽ちてしまいます。したがって、火砕流に巻き込まれたポンペイ市民の体は、時を経て火山灰のなかで消えてしまいました……。考古学者たちは当時の状況を知るために、消えた体の部分に石膏を流し込み、火砕流に巻き込まれ、瞬時に命を失った人々を再現したそうです。

映画の冒頭とラストに、その出来事を思わせる映像が流れます。正直なところ、しょっぱなからそれを見せられ思わず引いてしまいましたが、ラストにその意味が分かりました。

大災害の事実はあまりにも恐ろしく悲惨なので、決して楽しめる内容ではありません。しかしながら、今作はベタに善と悪が描かれ、なおかつ恋物語もピュアで、友情も尊く清々しいので、手に汗握り、心を熱くして鑑賞できました。

 

物語は凝ったつくりではりませんが、火山の大爆発や古代コロシアムの戦闘シーンは、かなり見応えがあります。するとなるほど、スタント・コーディネーターは『300 スリーハンドレッド（2007）』のジャン・フレネットさんとのこと。

なお、主演はキット・ハリントンさん。イケメンに成長したマイロが剣闘士として登場した際、あまりにも見事なシックスパック？　エイトパック？　に、思わず飲んでいたものを吹き出しました。あれCGじゃないよな？　もしくは死ぬほど硬いちぎりパン。

また、ものすごく華奢で可憐なのに、途中、グッジョブな活躍を見せたお嬢様カッシアを演じたのは、エミリー・ブラウニングさん。『エンジェル ウォーズ （2011）』では腹出しセーラー服をザック・スナイダー監督に着せられていましたね。ちょっぴりロリコンのけがある男性がムラムラきそうなタイプです。

そして、激しく度量が小さいお偉方、コルヴス元老院議員を演じていたのはキーファー・サザーランドさん。『スタンド・バイ・ミー（1986）』『ロストボーイ（1987）』の頃から拝見していますが、何かとガキ大将や悪役を演じることが多いお方です。しかし、『24 TWENTY FOUR』の主人公ジャック・バウアー役が大当たりしましたね。そんなこともあり、今作のコルヴスという役柄があまりにも“ちっせえ”奴なので気の毒な気がしました。

ちなみに、筆者のお気に入りはアドウェール・アキノエ＝アグバエさん演じるアティカス。奴隷剣闘士の1人で、ポンペイのコロシアムでは王者です。男気にあふれて、実は優しいアティカスが生きていたことを喜んだマイロが、彼に飛びついたとき、アティカスの背が大きいもんだからマイロが木にくっついた蝉みたいになっていましたが、友人というよりは肌の色が違う親子みたいで微笑ましく感じました。

そして監督は、映画『バイオハザード』シリーズでお馴染みのポール・W・S・アンダーソンさんです！　

 

そんな映画『ポンペイ（2014）』は、売ってはいけない1本といえるでしょう。もちろん、ご判断は一切皆様次第でございます。ちなみに、バリQの査定は買い取り価格が高い!!　市場価値に合わせて買い取りをしているので、新しいものはもちろん高額で、古くても市場価値があるものは、しっかりと評価します。そして、とにかく査定スピードが速い!!　おまけに申し込みが簡単です!!

お申し込みはこちらのフォームから簡単に行えますよ。入力がご面倒でしたら電話やメール、LINE、あるいは手書きでも可能です。一番楽な方法でお気軽にお申し込みくださいね。本 、 CD、DVD・Blu-ray、ゲーム、PC・タブレット、 携帯電話、ホビー・フィギュア、ポータブルオーディオ、種類を問わず全部で20点以上であれば送料無料となります。いらなくなったものがありましたら全部まとめてお送りください！

 

この映画は、大噴火、恋、友情、そして「かたき討ち」が肝ですが、かたき討ちの描き方だけが中途半端だった気がします。

 

ライター中山陽子でした。

 

ポンペイ（2014）

監督　ポール・W・S・アンダーソン
出演者　キット・ハリントン／エミリー・ブラウニング／キーファー・サザーランド／アドウェール・アキノエ＝アグバエ

ポール・W・S・アンダーソン監督作品の買取金額の相場はこちら
キット・ハリントン出演作品の買取金額の相場はこちら
エミリー・ブラウニング出演作品の買取金額の相場はこちら