【ダークシティ】
突っ込み満載なSFスリラーとジェニファー・コネリーの可愛らしさを堪能する映画
ダークシティ 映画あらすじ
男はホテルの一室の、バスタブのなかで目覚めた。そこは決して高級ではないホテル。いったいなぜ、自分がここにいるのか分からない。おまけに、見たこともない若い女の死体が転がっている。だが、それよりも問題なのは、男は鏡に映った自分の顔に見覚えがないのだ。すると、シュレーバー博士と名乗る人物から電話が入り、その部屋からすぐ逃げるよう指示される。部屋を出てホテルのフロント前を通り過ぎたとき、受付係から「マードックさん」と呼ばれ、初めて自分の名を知るが……。
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ダークシティ 映画レビュー
突っ込みどころも楽しい、想像以上に面白い映画でした。1998年の映画なので、まだ20代だったジェニファー・コネリーさんが初々しさを残しています。演技派となった現在の彼女からは想像がつかないくらい、若い頃の彼女はピッチピチのアイドル女優さんでした。その変化は、日本の「宮沢りえ」さんに似ているかもしれませんね。彼女も今となっては、“ちゃん”付けで呼べないくらいの演技派女優さんですから。ジェニファー・コネリーさんも、若い頃は男女問わず見た人を溶かしてしまうくらい、可愛らしいジェニファーちゃんだったのです。
とまあ、最初からジェニファーさんのことばかりですが、デヴィッド・ボウイさんが出演した『ラビリンス/魔王の迷宮(1986)』で、夢のように可愛らしいジェニファーさんの姿を「本当に同じ人間なのか?」と思いながら映画館で堪能した筆者にとっては、特別な想いがあるわけです。
なお、その頃よりは少し大人になっていたジェニファーさんは、今作で、謎の男マードックの美しい妻を演じています。謎の男といっても、基本的にこの物語に登場する人物は、ほとんどが「謎」。山海塾の方々と『アダムス・ファミリー』と『マトリックス』が混ざったような雰囲気の連中に、オドオドしているわりには結構グッジョブをかますシュレーバー博士、正気を失っている警官などなど。まともに見えるのは紳士で思慮深いバムステッド警部と、ステージで色っぽく歌うくせに私服は清純派で「どんだけ~?」なマードックの妻エマのみ。でも、意外や意外、実は正気を失ったように見えた警官こそが、真髄をついているのです。
ちなみに、マードックを演じるのは目力が強いルーファス・シーウェルさん。彼はどうやら特別な力を持っているようなので、その目力が活かされています。また、オドオド博士を演じるのは、本来なら不良&悪人あるいはワイルドなテイストのキーファー・サザーランドさん。ビクビクした演技も達者です。そして、素敵な紳士、フランク・バムステッド警部を演じるのはウィリアム・ハートさんです。
イギリス国籍の俳優リチャード・オブライエンさんは、マードックを追い詰める謎のミスター・ハンドを演じています。この方は、カルト映画として人気の高い『ロッキー・ホラー・ショー(1975)』で、原案・出演・脚本の3役を務めた方です。
黒づくめ軍団はものすごい超能力を持っているのに、かなり原始的に「あいつはどこにいるんだ? 案内しろ」と無力な人間を脅します。そんなにすごい力を持っているなら、自分たちで探せるだろうに。また、とんでもない超能力を持っているくせに、ある意味オドオド博士シュレーバーに自分たちの運命を任せちゃっています。それだけ博士が研究を重ね彼らを把握したら、それが脅威になることぐらいボンクラな筆者も気づいたが……。また、突然パタリと人間の意識がなくなったら、通常は車や自転車や列車の事故が勃発しているはずだが、なぜかちゃんと皆、意識がなくなる寸前でブレーキを踏み、しかも安全にスローダウンしているんだよね。あ、そこは超能力使っとるんかーい。
と、思わず突っ込みたくなる部分も多いですが、ラストは(少し複雑だけど)爽快に幕を閉じます。
そんな映画『ダークシティ(1998)』は、売ってはいけない1本といえるでしょう。もちろん、ご判断は皆様次第です。ちなみに、バリQの査定は、とにかくスピードが速いことが自慢です。スピード査定をうたっている会社は多々増えておりますが、バリQが元祖。業界最速です! 「こんなにも速く連絡が来るとは思っていなかった!」と驚かれることも多いので、ぜひ皆様も実感してみてください。もちろん買い取り価格が高いことも自慢です!
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怪し過ぎるミスター・ハンドがちょっぴりマードックに共鳴してしまうシーンがあるのですが、「あの部分要るんかな?」と思いつつ、ミスター・ハンドに少しだけ愛着がわいてしまいました。
ライター中山陽子でした。
ダークシティ(1998)
監督 アレックス・プロヤス
出演者 ルーファス・シーウェル/ジェニファー・コネリー/キーファー・サザーランド/ウィリアム・ハート
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