【スポーン】
特殊効果とレグイザモが演じたキャラが強烈な映画
スポーン 映画あらすじ
CIAの特殊工作員アル・シモンズは、任務中に上司のジェイソン・ウィンによって焼き殺されてしまう。地獄に落とされたアルは、最愛の妻に会いたい一心で魔王マレボルギアと契約。地獄の戦士スポーンとして現世に蘇る。だが、顔は焼けただれ誰だか分からないような状態。しかも、愛する妻ワンダは親友だったテリーと既に再婚しており、子供までもうけていた。絶望したアルは復讐の鬼となり、かつての上司ウィン殺害を企てる。しかし、それは、魔王マレボルギアが望んでいたとおりのシナリオだった。
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スポーン 映画レビュー
数多くのアメコミファンに愛されているという人気コミック『Spawn』を映画化した1997年の作品です。鑑賞した当時は、赤いマントやコスチューム、地獄の壮大な特殊効果に目を見張り、スラッシュメタルとテクノ系がコンビを組んだ音楽にワクワクさせてもらいました。
が、魔王の手下クラウンだけには閉口です。
クラウンを演じたのは、筆者も大好きなジョン・レグイザモさん。多くの映画で人々に愛される主要人物を演じています。しかし、今作においては特殊メイクが完璧過ぎて、いったい誰だか分からない状態。しかも、笑い方がしつこいし汚いし、屁はこくしゲップは出すし、屁のあとに「おっと、ミが出た」とか言う始末。
魔王マレボルギアの手下なので、本来の姿(バイオレーター)も激しくおぞましいですが、いかんせん人間界にいるときの道化師のような仮の姿(クラウン)が強烈。本来筆者は、お下劣なジョークもガッツリいけるクチですが、クラウンのお下劣オンパレードには途中で「お腹いっぱい」になってしまいました。
まあ、それもこれも俳優さんの演技と、クラウンの特殊メイクが素晴らしかったせいでしょう。1997年の第30回シッチェス・カタロニア国際映画祭では、最優秀特殊効果賞を受賞したそう。先述したとおり、ハードな音楽も映像にピタリとはまり魅力的でした。ちなみに音楽は、ブルース・リー師匠の息子ブランドン・リーさんが主役を演じた『クロウ/飛翔伝説(1994)』でも音楽を担当した、グレーム・レヴェルさん。
なお、物語自体はしっかりと筋が通っているので、それがうまく伝われば、観客は「“善”の心を取り戻した地獄のヒーロー誕生」に心を引き付けられるはずです。しかし……、なぜか観ていると「へ?」と肩すかしをくらう印象。これは、再度鑑賞した際、とくに強く感じました。えーと、これは、まあ、特殊効果と音楽に力を注ぎ過ぎてしまったせいでしょう!(あくまでも擁護)
いずれにせよ、映像と音楽にワクワクし、ホームレスの子供や、アルを見守り助言を与える謎の男(コグリオストロ)とのやりとり、そして、なんといっても 、ちゃっかり自分の親友と再婚しちゃっているような妻に対し、一途な愛を貫くアル(スポーン)に「頑張れ!」と応援したくなるはず!
そんな映画『スポーン(1997)』は、売ってはいけない1本といえるでしょう。もちろん、ご判断は皆様次第でございます。ちなみに、とにかく買い取り価格が高くて、とにかく査定スピードが速いバリQへのお申し込みは、こちらのフォームから簡単に行えますよ。入力がご面倒でしたら電話やメール、LINE、あるいは手書きでも可能です。一番楽な方法でお気軽にお申し込みくださいね。
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ところで、コミック『Spawn』の原作者トッド・マクファーレンが自ら監督し、R指定の映画『スポーン』をつくるという話が去年出ていましたが、どうなったのでしょう。予定どおりであれば、2018年2月にはすでに撮影開始されているはず。そのダークさは、同じくR指定だったコミック映画『デッドプール(2016)』よりもすごいのだとか!? うーん、楽しみですねえ。
ライター中山陽子でした。
スポーン(1997)
監督 マーク・A・Z・ディッペ
出演者 マイケル・ジェイ・ホワイト/ジョン・レグイザモ/マーティン・シーン/テレサ・ランドル
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