【パディントン】
梅雨の時期でも心を明るくするファミリー向け映画
パディントン 映画あらすじ
ペルーで知的なクマの夫婦に遭遇したイギリス人の探検家は、再会を約束してロンドンに帰国する。クマ夫婦からそのエピソードを聞いて育った甥クマは、ロンドンに強い憧れを抱くようになっていた。やがて探検家との出会いから40年経ったころ、知的なクマたちが住む地域に大きな地震が起こる。夫のパストゥーゾを失い、“老クマホーム”への入居を決めた妻のルーシーは、まだ若い甥にロンドンへ行くようすすめる。しかし、あふれる希望を胸にようやくたどり着いたロンドンで、甥クマに関心を寄せる人間は誰ひとりいなかった。ところが、夜のパディントン駅で途方に暮れていた甥クマに、たまたま通りかかったブラウン家の、心優しき母メアリーが声をかける。
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パディントン 映画レビュー
間もなく梅雨の季節です。どんよりした空を見ていると、たとえ10kmを笑いながら猛ダッシュできるぐらい元気でも、全パワーを奪われてしまいそうな気分になります。雨の日に気分が落ち込んでしまったり、体調が悪くなったりするのは、気圧の変化が関係しているからなのだそう。私たちの耳の奥にある「内耳」という場所が気圧の変化を察知すると「からだのバランスが崩れた」と感知しますが、視覚情報では「からだのバランスは崩れていない」と判断してしまうため、脳が混乱してしまうのだとか。
でも、大丈夫! この映画『パディントン』を観れば、本当に驚くほど気持ちが明るくなります。大人も子供も、更年期なお年頃の人もドンとこい。ちょっとレトロで鮮やかな色づかいと、おかしくて心温まるストーリー。そして、礼儀正しくて可愛いいクマさんが、私たちの心を癒してくれます。切なさも、悩みも、かったるさも、あー面倒くせーなー、やってらんねーなー、という気持ちも吹き飛ばしてくれるはず。
この作品は、マイケル・ボンドの児童文学「くまのパディントン」を実写化した、ファミリーで楽しめるコメディ映画です。でも物語の始めは悲しいことがあったり、ロンドンにやってきたパディントンが、駅で「このクマをよろしくお願いします」という札を下げて古ぼけたスーツケースの上に座り、寂しそうにたたずんだりしています。実はそのシーン、作者がニュース映画で見た「戦争で疎開してきた子供の姿」が生かされているそう……。
とまあ、少し切ないシーンもいくつかありますが、全体的にとっても明るくて健全な映画なので、安心してご家族で鑑賞できるはずです。
同じクマ映画でも、2012年と2015年に公開されたテディベアが主役の『テッド』は、かなりブラックでエロ寄りのクマさんコメディでした。日本では2018年秋公開予定の、大人になった“くまのプーさん”が登場する実写版『クリストファー・ロビン』は、予告だけで思わず涙ぐみそうになったので、実際のところはまだ分かりませんが、猛烈に切ない雰囲気です。その中で、この『パディントン』は、楽しく笑ってホッコリできる、最もファミリー映画らしいファミリー映画かもしれません。
礼儀正しいクマ、パディントンの声を担当するのは、『007』シリーズで若き「Q」を演じているベン・ウィショーさん。優しくて天然なブラウン家の母メアリー・ブラウンを演じるのはサリー・ホーキンスさんです。愛にあふれた女性というのは同じですが、かなり大胆な姿を披露している『シェイプ・オブ・ウォーター(2017)』のイライザとは180度違う雰囲気ですね。また、パディントンをカッチカチにしようとたくらむ悪者を、ニコール・キッドマンさんが演じています。そしてブラウン家の大黒柱ヘンリー・ブラウンを演じるのは、イギリス・ロンドン出身の俳優ヒュー・ボネヴィルさん。
筆者のお気に入りは、清掃係の女性に変装して地理学者協会に入り込んだ、ごっついヘンリー・ブラウンが、同じくらいごっつい警備員の男に「セクシーだ」と色目をつかわれたり、義手だと嘘をついたばっかりに、針を刺さされても全然痛くないフリをしたりしていた、本当にどうでもいいシーンです。
そんな映画『パディントン(2014)』は、売ってはいけない1本といえるでしょう。もちろん、ご判断は皆様次第。ちなみにバリQは、買い取り価格の高さとスピード査定が自慢です。もしも「売っちゃおうかなー」とお考えなら、ぜひバリQにお申し込みくださいませ!!
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以前、ディズニー映画のCGを作っている人が、「毛」の動きを描くために莫大な時間と労力を費やし、大変すぎて頭がおかしくなりそうだったという話を聞きました。この映画も「毛」を描くのは相当大変だろうなあ……。
ライター中山陽子でした。
パディントン(2014)
監督 ポール・キング
出演者 ベン・ウィショー/ヒュー・ボネヴィル/サリー・ホーキンス/ジュリー・ウォルターズ
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