【ダーク・タワー】
イドリス・エルバのガンさばきとマシュー・マコノヒーの悪役ぶりが見ものの映画

ダーク・タワー　映画あらすじ

世界各地で地震が相次ぐなか、ニューヨークでも群発地震が発生していた。そこに暮らすジェイクは、悪夢で目にした不気味な情景を描き続けている。おまけに、学校でもトラブルばかり。周囲はそれを、多感な時期に父親を失ったせいだと思い込んでいた。そんななか、ジェイクを心配する実母と、密かに彼を厄介払いしたいと望む義理の父は、ジェイクを学校推薦の精神セラピーキャンプに送ろうとする。だが、ジェイクの目に映る施設所員の様子は、どこか普通ではない。彼はその場から逃げだし、夢の中からヒントを得ていた場所に向かう。そしてそこで、異世界へと入り込むポータルを見つけるが……。

この映画の買い取り価格→→→　『ダーク・タワー』

 

ダーク・タワー　映画レビュー

次期7代目のジェームズ・ボンド候補といわれるイドリス・エルバさんが、心底カッコいい映画でした。粗野で武骨なのに、じわじわ情が染み出てくる凄腕の「ガンスリンガー（拳銃使い）」役は、エルバさんにピッタリです。

また、黒衣の魔術師を演じたマシュー・マコノヒーさんも、不敵でスマートないい悪役ぶりでした。この2人の魅力と、化学や科学を超越した存在、多元宇宙と、不思議な力を持つ少年への期待が、ワクワク感を最後まで持続させてくれます。

この作品は、モダン・ホラーの巨匠スティーブン・キング氏が、1970年代から30年もの歳月をかけて完成させたという小説の、「ダークタワー」を実写映画化したものです。小説のほうは、ギリアドの末裔で最後のガンスリンガーであるローランドを中心に、彼と仲間たちとの壮大な旅を描いているそう。しかし、映画のほうは、＜輝き（シャイニング）＞、いわゆる超能力をもつ少年が中心となって、物語が進んでいきます。

 

なお、この物語に登場する「暗黒の塔（ダークタワー）」とは、宇宙など存在すべての中心にあり、それらをつなぎとめ、宇宙の外の魔物から守っているもののことです。そして、その「塔」が魔術師ウォルターにより攻撃されているため、いままさに倒壊しかけているという状況。

また、その塔を壊すことができるのはピュアな子供のエネルギーなのですが、その中で、ひときわ強力なエネルギーを持っているのが、輝き（シャイニング）を持つ子供というわけです。そして、ガンスリンガーとはその塔を守る戦士のこと。弱っていく最後のガンスリンガー、 ローランドとは真逆に、邪悪な魔術師ウォルターの勢いはとどまるところを知りません。至る所に力を及ばせ、塔の崩壊と、闇の支配を目論んでいます。そのウォルターによって塔が攻撃され、損傷するたびに我々の世界や、さまざまな世界にも影響が生じ、天災となって現れるのです。

と、このようにファンタジーな世界観ですが、「ガンスリンガー&少年　VS　魔術師率いる悪党軍団」なので、物語は時代劇ドラマかと思うほど単純明快です。

しかし、その中には――　復讐という執着、責任と使命、そして、正しくあろうとする気持ちと、誰もが持つ邪悪な部分が引き寄せる「闇」の存在。宇宙のバランスと、天災との関係などがあり――　教訓を与えるための寓話にも思えてしまいます。

まあ、でも、

なんやかんやいっても結局最後には　イドリス・エルバさんのカッコよさで　

映画の印象すべてが塗り込まれてしまうんですけどね（筆者の場合ですが）。

 

そんな映画『ダーク・タワー（2017）』は、売ってはいけない1本といえるでしょう。もちろん、ご判断は皆様次第です。ちなみにバリQは、買い取り価格の高さが自慢です。市場価値に合わせて買い取りをしているので、新しいものはもちろん高額で、古くても市場価値があるものは、しっかりと評価します。それに、とにかく査定スピードが速い!!　お荷物到着後、最短で24時間以内に査定をご連絡します。業界最速ですよ！　

お申し込みは、こちらのフォームから。そのほか、電話やメール、LINE、あるいは手書きでも可能です。ぜひお気軽にお申し込みくださいね。本 、CD、DVD・Blu-ray、ゲーム、PC・タブレット、携帯電話、ホビー・フィギュア、ポータブルオーディオ、種類を問わず全部で20点以上であれば送料無料となります。不要なものは、全部まとめてお送りください！

 

監督は『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女（2009）』の脚本で知られるニコライ・アーセルさん。『アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン（2015）』で、アジア系の美人博士を演じていたクローディア・キム（スヒョン）さんも、キーパーソンとして登場しています。

へッ？　ってぐらいあっさりシーズン2で打ち切りになってしまった米ドラマ『ヒューマン・ターゲット』で、 ゲレロ役を演じていたジャッキー・アール・ヘイリーさんも悪役で登場します。同ドラマでは、名前通り（？）モシャモシャで清潔感ゼロのキャラクターを演じていましたが、このゲレロが実はすご腕で、誰よりも一枚上手のクールなオジサンだったので、筆者同様ファンになった方も多いのではないでしょうか。『ヒューマン・ターゲット』とゲレロ、好きだったんだけどなあ。

ライター中山陽子でした。

 

ダーク・タワー（2017）

監督　ニコライ・アーセル
出演者　イドリス・エルバ／マシュー・マコノヒー／トム・テイラー／クローディア・キム

ニコライ・アーセル監督作品の買取金額の相場はこちら
イドリス・エルバ出演作品の買取金額の相場はこちら
マシュー・マコノヒー出演作品の買取金額の相場はこちら