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CINEMAバリQ

【デッドプール】
アイアンマンのロバート・ダウニー・Jr.ばりにライアン・レイノルズがキャラにぴったんこハマったマーベルのR指定作品

デッドプール 映画あらすじ

もと特殊部隊の傭兵ウェイド・ウィルソンは、人々を困らせる厄介者を非合法に痛めつけては日銭を稼ぐ毎日を送っていたが、ある日、運命の女性ヴァネッサと出会いを果し、幸福の絶頂へと登り詰める。

しかし、その矢先で突然病に倒れ末期ガンであることが発覚し、今度はどん底に落ちてしまう。
そんな彼のもとに怪しげな男が現れて「ガンを治し特別な力まで手に入る」という話をもちかける。

いぶかしく思いながら、ウェイドは愛するヴァネッサのため、その胡散臭い話にのることを決意。だが、それはウェイドをさらにどん底まで陥れる、恐ろしい人体実験だった。

デッドプール 映画レビュー

映画が始まると、オープニングから「これはおバカ映画です」を大アピール。
「この映画マジで面白いですよ、ご覧ください」的な前振りに、期待と不安が入り混じる…が、その不安はすぐに払拭される。

イカレポンチでバイオレンス野郎で下品なデッドプール(ウェイド)は、いざというとき最高にカッコ良くて頼りになるヒーローだ。

とはいえ、決して自己犠牲をいとわず人々を助ける優等生ヒーローではない。

命をかけて戦うのは、すべて愛する人のため。いじらしいほどに、セクシーな恋人ヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)に愛を注いでいるのだ。

しかも、それを、あのハリウッド一のモテ男ライアン・レイノルズが、ナイスバディをひっさげて演じているからたまらない。
ロバート・ダウニー・Jr.ほどアイアンマンらしい俳優はいないといわれているが、このデッドプールも、ライアン・レイノルズ以上に演じられる人間はいないだろう。

以前、ライアン・レイノルズ主演のDCコミックヒーロー「グリーン・ランタン (2011)」を鑑賞したとき、とっておきの攻撃が “でっかい拳のパンチ” だったため、手に持っていたグラスをかち割ってしまった過去がある(グラスの部分はうそ)。

だって、仮にも全宇宙の秩序を守るグリーン・ランタンだぞ。そのヒーローの最終兵器が、でっかい拳パンチって。もしかして見間違いだったかな。1度しか観ていないので幻だったかもしれない。

まあ、それはいいとして、

この「デッドプール(2016)」は、魂の入った連続ギャグに、本気の超絶アクションが容赦なく組み込まれている無駄のないつくりだ。
ただ、物語そのものはデッドプールのお絵かき並みに幼稚だし、登場人物の相関図に感じる“こじんまりさ”が半端ない。

途中、X-MENメンバーにヘルプを要請するため、同シリーズではお馴染みの「恵まれし子らの学園」にデッドプールが訪ねた際、「この広い屋敷に2人だけ?予算ないの?」というセリフがあるが、あながちジョークではないかも。

まあ、キャラクターが最高なので、そんなことは本当にどうでもよいのだ。
感動的なラストシーンでも本気で笑いをとってくる。そんなギャグにつながる伏線も多々あるので、色々と見逃せないのである。

なお、今回悪役を演じるのは、どうも無駄にイケメンだと思ったら「トランスポーター」シリーズ最新作で、ジェイソン・ステイサムに代わり凄腕の運び屋フランクを演じたエド・スクライン。

その部下であるエンジェル・ダストを演じたのはアメリカ女子総合格闘技界のスターであり、数々の映画で主演も務めているジーナ・カラーノだ。

エンジェル・ダストは細胞の変異で腕力が超絶パワーになった悪役キャラクターだが、そもそもジーナ・カラーノはどの男性よりも本当に強そうなので、それ以上に強くなったとなると、彼女とタイマンを張れるのはハルクだけかもしれない。

グロテスクなアクションと下ネタが満載の教育上よろしくないお下劣ヒーローデッドプールは、カッコ悪くてカッコいいところが、漫画「ルパン三世」のルパンのようだ。

ルパンには渋くてカッコいい次元と五右衛門という仲間がいる。
デッドプールの友人は、T・J・ミラー演じる完全脱力系のウィーゼルと、毒舌吐きまくり下ネタもいとわない盲目のご婦人。ある意味、こちらもかなり渋い。

映画館でもらったデッドプールの小っちゃいフィギアで、「コップのフチ子さん」遊びをして楽しんでいる
ライター中山陽子(gatto)でした。

デッドプール(2016)

監督 ティム・ミラー
出演者 ライアン・レイノルズ/モリーナ・バッカリン/エド・スクライン/T・J・ミラー

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