【サバイバー】
弱いのか死ぬほど強いのかわからない外交官をミラ・ジョヴォヴィッチが演じるアクション・サスペンス
サバイバー 映画あらすじ
ロンドンのアメリカ大使館に外交官として着任したケイトは、優れた洞察力で不審な人物の入国を察知したことから、“時計屋”と呼ばれる伝説の殺し屋に命を狙われてしまう。しかも、爆弾テロの濡れ衣を着せられ、アメリカとイギリス双方の当局から追われることに。しかし、大規模なテロ計画が進行していると気付いたケイトは、それを阻止しようと、たったひとりで大晦日のニューヨークへと向かう。
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サバイバー 映画レビュー
ミラ・ジョヴォヴィッチさんが主演を務めるアクション・サスペンスです。『バイオハザード』シリーズのアリスを長く演じていたこともあり、どうしてもパワフルなアクションを期待してしまいますが、今作では超人的な強さを封印し、普通の女性を演じています。とはいえ、知的で美しく、エリートの皆さんも認める優秀な外交官という役柄なので、決して「普通」ではないかもしれませんね。
いつものミラさんなら、危険なことはすぐに察知して敵の先手
身内の裏切りがあり、おまけに仲間を失い、なおかつ追われる身になってしまったのですから仕方がありませんが、的確な判断ができず、「あーあ、止めときゃいいものを」といいたくなるような、誤解されるほうへ、誤解されるほうへと進んでしまいます。それになぜか、彼女をテロリストだと思っている政府機関と、彼女を消そうとしている殺し屋から追われているのに、帽子などで顔を隠そうとも、衣服や髪型をガラリと変えようともしません。
いずれにせよ、どんどん追い込まれていく普通の人が主役となる“この手の作品”は、二進も三進もいかない状況まで追い込まれたあと、最後の最後にスカッとさせるのがお決まりでしょう。なーのーでーすーがー、やはり……、
どうしてもミラさんが、弱々しく見えません。
優秀で実行力のあるエリートなので頭の回転が速いのは分かりますが、あくまでも外交官。捜査官でもスパイでも軍人でもないので、身体能力が人並み以上に優れているとは思えません。しかーし、伝説とまでいわれる凄腕の殺し屋と、最終的には対等に渡り合ってしまいます。
はっきり言って、強すぎ。いくら「100万人を救うために必死だった」といっても、無理があるのではないでしょうか。
『ベルリン・天使の詩(1987)』『パリ、テキサス (1984)』で知られるヴィム・ヴェンダース監督に、「『フィフス・エレメント(1997)』でミラを見たとき、ぶっ飛んだよ」とまで言わせてしまった、演技力も魅力もあるミラ・ジョヴォヴィッチさん。筆者も大好きな女優さんなので、今後いい作品に出会えるといいですね。
なお、伝説の殺し屋を演じているのは5代目ジェームズ・ボンドのピアース・ブロスナンさん。ものすごく慎重で用心深い冷酷な殺し屋のくせに、外交官ひとりに手こずるダメダメっぷりです。それでも、ダンディでセクシーな雰囲気は相変わらずですよ。
そんな映画『サバイバー(2015)』は、ちょっぴり微妙ですが、売ってはいけない1本といえるでしょう。もちろん、ご判断は皆様次第! ちなみに、バリQの査定は速さが自慢。お申し込みはこちらのフォームから簡単に行えるので、ぜひお気軽にお申し込みくださいね。入力がご面倒でしたら電話やメール、LINE、あるいは手書きでも可能です。
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今作には、アンジェラ・バセットさんや ロバート・フォスターさん、ディラン・マクダーモットさんといった実力派も出演しています。あまり演技の見せ場がないので、ちょっと“もったいない”ですね。
ちなみにジェームズ・ダーシーさんは、ぜーんぜん本質を見抜けないアンダーソン警部役。どちらかというと、テレビドラマの『エージェント・カーター』で演じていたエドウィン・ジャービスのような、控え目でジェントルマンな役柄のほうが似合っている気がします。
ライター中山陽子でした。
サバイバー(2015)
監督 ジェームズ・マクティーグ
出演者 ミラ・ジョヴォヴィッチ/ピアース・ブロスナン/ディラン・マクダーモット/アンジェラ・バセット
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