【トレイン・ミッション】
リーアム兄さんとジャウム・コレット=セラ監督が4度目のタッグを組んだアクション・サスペンス
トレイン・ミッション 映画あらすじ
元警官のマイケル・マコーリーは、ある日10年間勤務した保険会社から、突然解雇をいいわたされてしまう。60歳という年齢に達したマイケルだが、彼にはまだ息子の学費の支払いがあり、住宅ローンも残っている。その年齢では再就職も難しい。だが、解雇など受け入れられないと上司に伝えても、冷たくあしらわれるのみだった。呆然としたままマイケルは、いつもの通勤電車に乗り帰路につく。乗りなれた電車なので、周囲はほとんど顔見知りばかりだ。すると、ある1人の魅力的な女性が彼に話しかけてくる。高額な報酬と引き換えに、ある人物を探してほしいというのだ。情報は「常連客ではない・終着駅で降りる・大きいカバン・プリンと名乗っている」ということだけ。窮地に追い込まれたマイケルは、選択を迫られるが……。
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トレイン・ミッション 映画レビュー
リーアム・ニーソンさんが主演を務めたこの作品は、『アンノウン(2011)』『フライト・ゲーム(2014)』『ラン・オールナイト(2015)』のジャウム・コレット=セラさんが監督をしています。2人がタッグを組むのは今回で4作目になるのですね。
それらの作品同様、北アイルランドからやってきた大きなリーアム兄さんは、今回も大いに困ってしまいます。「はぁ~どうしよう~」という感じに、眉毛を八の字にした兄さんは冒頭から困っているのですが、物語がすすんでいくと、さらに冗談かと思うほど追い込まれてしまいます。なおさら今回は無敵の男ではないので困り方も倍増。でも、やっぱり強いんですよ、だってリーアム兄さんですからね。
作品自体については、多大な権力を持つ大物が絡んでいるのに、「狙いを世間に知られないため」とはいえ、なぜあんな失敗のリスクが高い方法を選んだのか謎ですし、いくら元警官とはいえあんなに殴り合ったら100%死んでいるはずだ、といった突っ込みもたくさんあります。また、さすがのリーアムさんも65歳なので、ちょっと老けたかなぁ……、という印象でした。
しかし、たくさんの謎と伏線を散りばめた雑多な電車の演出はサスペンスとして面白かったし、ベタでもラストの大団円は気分爽快でした。なんとなく『ダイ・ハード2(1990)』の雰囲気だったような?
そして、なんといっても、リーアム兄さん本来の持ち味「演技力」を堪能できることが一番ではないでしょうか。
リストラされた老齢の男性からにじみ出る哀愁とか、窮地で悪を迎え入れてしまう人間の弱さとか、元警官の直観やスキルを持ちつつも、家のローンや子供の学費を抱えた普通のサラリーマンでもあるという絶妙なニュアンスとかを、味わいタップリに演じられていました。
ちなみに、映画の背景はニューヨーク北部でしたが、実際に撮影されたのは(税金の関係上?)ロンドンなのだそう。しかも、電車のシーンは1車両分と、もう1車両分(一部)のセットだけで撮影したというから驚きです。映画ではしっかりと長―い車両に見えたので、さぞかし編集は大変だったのでしょうね。
映画とサスペンスが好きな方であれば、“誰が何の役割なのか”早々に感づいてしまうかもしれません。それでも、ヒッチコック作品をこよなく愛するジャウム・コレット=セラさんが手がけた今作は、サスペンスの面白さを十分に味わうことができる映画です。困ったリーアム兄さんが、良き夫で良き父で、そして良き人であろうともがき、知恵を絞って陰謀に挑む姿を見たい人にはおすすめですよ。
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ときどき、銃を構えるリーアム兄さんの手がブルブルして、足もよろめいているような感じがしたので「大丈夫か」と心配しましたが、あれは「親しみやすい、誰でも応援したくなるような人物」の演出だったようです。(そ、そうだよね……?)たとえ元警官だとしても、10年間コツコツ保険のセールスマンとして働いてきたならば、さすがに勘もスキルも鈍りますもんね。だからこそ、物語がすすむうち、徐々に“それら”が戻ってくるのも見どころですよ!
ライター中山陽子でした。
トレイン・ミッション(2018)
監督 ジャウム・コレット=セラ
出演者 リーアム・ニーソン/ヴェラ・ファーミガ/パトリック・ウィルソン/ジョナサン・バンクス
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