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CINEMAバリQ

【刑事ジョン・ルーサー 】
知的で野獣な刑事が活躍するドラマ其の七

チームの一員になった気分を味わえる、1話完結型の犯罪捜査ドラマをご紹介する第七弾です。今回ピックアップしたのは、次期ジェームズ・ボンドの呼び声も高い、イドリス・エルバさん主演のドラマ『刑事ジョン・ルーサー 』です。

このドラマの買い取り価格→→→ 『刑事ジョン・ルーサー

 

【「刑事ジョン・ルーサー 」の魅力】

イドリス・エルバさんは、『フレンチ・ラン(2015)』でも型破りなCIA捜査官を演じていましたが、今作のジョン・ルーサー は、また別格。このドラマの魅力は、なんといってもジョン・ルーサーの野獣刑事ぶりです。

暴力をともなう違法捜査はもちろんのこと、自身の犯罪アドバイザーは、なんと美しき殺人鬼。堂々たるもので、殺人鬼に好かれてストーキングされても、とんでもないことをされても、さほど恐れていません。容疑者に少々“あきらめ顔”で「コーヒーでも飲むか?」と誘ったときには、思わずズッコケました。

しかし、それからグンとこのドラマに、一筋縄ではいかない個性的な魅力が付加されたわけです。もちろん、大物悪党が捜査に手を貸すドラマはほかにもありますが、それとはまた違う、ちょっと危ない雰囲気があるのです。

 

その危なさを醸し出す因子は、実のところ犯罪者よりも主人公のキャラクターにあります。ジョン・ルーサーは心にとてもダークな部分があり、光と闇、秩序と混乱の狭間にいるという印象です。そのせいか、彼は常に苦悩しながら刑事の仕事に人生を捧げているのです。正義のためというよりは、むしろ「犯罪者への執着」かもしれません。

プライベートはとても順調とはいえず、恐らく睡眠も十分ではありません。それじゃあ脳が働かないだろうと察しますが、その心配をよそに、いつも鋭い洞察力で犯罪心理を読み取り、俺様モラルを行使して事件を解決に導いてしまうのです。

恐るべしジョン・ルーサー

しかし、ちょっぴり優柔不断でセクシーかつ上品な妻ゾーイには、めっぽう弱い男です。時々ブチ切れて建具やら物やらを破壊し、か弱いゾーイに畏怖の念を抱かせますが、なんだかんだいって優しい男なのです。

ちなみに、実生活でのイドリス・エルバさんは、とてもロマンティスト。英ロンドンのリオシネマで自身の監督デビュー作の上映前に、公衆の面前で恋人を前に片膝をつきプロポーズしたそうですよ。

それに、もともとかなりの苦労人だったそう。そういった様々な要素と、卓抜な演技が相まって、人々を魅了してやまない刑事ジョン・ルーサーというキャラクターが完成したといえます。

この作品でエルバさんは、第73回ゴールデングローブ賞 主演男優賞(ミニシリーズ/テレビ映画) に、そして作品自体もプライムタイム・エミー賞 作品賞 (ミニシリーズ/テレビ映画部門)にノミネートされました。日本では2018年6月現在、シーズン1~4まで観ることが可能です。

 

【魅力的なキャラクターたち】

ジョン・ルーサー (役者名 イドリス・エルバ)

キレたら手がつけられないロンドン警察の主任警部。理性的で賢いのか、感情的で愚かなのかわかりにくく、精神も不安定。しかし、基本的には優れた洞察力を持つ敏腕刑事である。体格がいいので一見すると武闘派だが、実際には知能派。

アリス・モーガン(役者名 ルース・ウィルソン)

13歳で名門大学に入学し、18歳で博士号を取得した若い女性。高いIQだけではなく、小悪魔のような魅力と美しさを兼ね備えている。両親殺害容疑でジョン・ルーサーに逮捕されたが、証拠がなくのちに釈放。ルーサーは、最初から彼女の本質を見抜いていた。美しく知的なサイコパスだが、なぜかジョン・ルーサーに対しては一途?

ゾーイ・ルーサー(役者名 インディラ・ヴァルマ)

ジョン・ルーサーの妻。どっちつかずな部分があるものの、恐ろしい目に遭っても怯まず立ち向かう勇気と、誇り高い気品がある。そういった部分に関しては、アリス・モーガンにも気に入られている。

イアン・リード(役者名 スティーヴン・マッキントッシュ)

ルーサーの同僚で友人。さりげなく彼をフォローしながら、ときに助言もしてくれる。だが、ある日を境にジョンとの関係に大きな変化が……。

ジャスティン・リプリー(役者名 ウォーレン・ブラウン)

ルーサーを慕い憧れる若き刑事。しかし、真面目で倫理観が強いため、ときにルーサーの強硬な捜査に戸惑い、意見することもある。

ローズ・テラー(役者名 サスキア・リーヴス)

ロンドン警察警視。ルーサーの良き理解者であり、彼の能力を誰よりも認めている上司。ただ、ときにルーサーの型破りな捜査や、彼の周囲で起こることの尻拭いに頭を悩ませている。

マーク・ノース(役者名 ポール・マッギャン)

ルーサーの妻ゾーイの愛人になったばかりに、悲惨な目に遭ったり、可哀想な立場になったりが多い。嫌味な一面もあるが、同情心もわいてしまうキャラクター。

 

そんなドラマ『刑事ジョン・ルーサー 』は、売ってはいけないシリーズといえるでしょう。もちろん、ご判断は皆様次第です。ちなみにバリQは、買い取り価格が高いことが自慢です。市場価値に合わせて買い取りをしているので、新しいものはもちろん高額で、古くても市場価値があるものは、しっかりと評価します。それに、とにかく査定スピードが速い!! お荷物到着後、最短で24時間以内に査定をご連絡します。業界最速ですよ! 

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このドラマでは、たとえ犯人が武装していても、アメリカのドラマとは違って警官はすぐに銃を抜きません。そういった部分と、どんよりした天気が、いかにもイギリスのドラマだなあという印象です。なお、2017年にはシーズン5の制作が発表されています。楽しみですね!

ライター中山陽子でした。

 

刑事ジョン・ルーサー

出演者 イドリス・エルバ/ルース・ウィルソン/インディラ・ヴァルマ/スティーヴン・マッキントッシュ

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