【アラサー女子の恋愛事情】
人生の岐路に立ったアラサ―女子のラブ・コメディ
アラサー女子の恋愛事情 映画あらすじ
ハイスクール時代にはプロムでベストカップルにも選ばれたメーガン。すっかり大人になり、そのときから続いている彼にプロポーズされたものの、いまひとつ乗り気になれない。また、学生時代からの友人たちは結婚して子供をつくったり、店を持ったりと年相応に変化しているが、メーガンは大学院を出てからも父親を頼ってアルバイトの日々を送るばかり。そんななかメーガンは、友人の結婚式の最中に信じがたい光景を目にする。動揺して、その場から逃げ出した彼女の前に、16歳の少女アニカが現れる。
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アラサー女子の恋愛事情 映画レビュー
人生すべてに対し腑に落ちない何かを感じていたアラサ―女子が、一時的に環境を変え、若い世代とふれあい自分を取り戻していく物語です。迷えるアラサ―女子メーガンを演じるのはキーラ・ナイトレイさん。大胆な演技を披露することもありますが、今作では『はじまりのうた』と同じく、キュートで可憐な雰囲気で魅了してくれます。
この手の物語では、よく“大人になりきれないアラサ―女子”といった表現をします。しかし、「何歳になったらいろいろと落ち着く、何歳になったら結婚する、何歳になったら子供を持つ、何歳になったら家を持つ、何歳になったら十分な貯金を蓄える、何歳になったら自分が目指すもの(情熱)を悟っている」など、そういった“年相応の変化”はステレオタイプなマニュアルでしかありません。
そもそも情熱は見つけるものではなく、よく分からないながら始めてみて、継続し育んでいくものです。同じプログラミングを施されたアンドロイドでもない限り、人間には個性があるのですから、生き方だって違うでしょう。そうしたことから、自分と違う生き方をする人に対し「もっと大人になれ」は少し違うような気がします。
この物語の主役メーガンは、本来なら何もかも分かりあえているはずだった(という幻想を抱いていた)昔からの恋人や友人たちと、どんどん心の溝を広げていきます。そんななか、ちょっとユニークで子供だか大人だかわからんようなティーンズたちと出会い、ある期間だけ密に過ごすようになるわけです。
そのティーンズというのが、ムッチリ具合もかわいい金髪のアニカちゃん。演じるのは、クロエ・グレース・モレッツさんです。しかも、そのパパがサム・ロックウェルさんという豪華なキャスティング。正直なところ、すでにゴーイング・マイウェイに生きているアラフィフの筆者にはあまり興味がないテーマでしたが、この配役で一気に興味がわきました。すると、思いのほか楽しく鑑賞できましたよ。
ただし、“人は変化する”ということを学んでおらず、“こうあるべき”という幻想に惑わされていたとはいえ、主人公の身勝手で優柔不断な一部の行動には共感できませんでした。男性の登場人物は、揃いも揃ってお人好しばかりです。まあ……、キーラ・ナイトレイさんは、その行動に適うくらい魅力的でしたけどね。
そんな映画『アラサー女子の恋愛事情(2014)』は、売ってはいけない1本といえるでしょう。もちろん、ご判断は皆様次第です。ちなみに、バリQの査定は速さが自慢。お荷物到着後、最短で24時間以内にご連絡いたします。
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サム・ロックウェルさんは大好きな俳優さんですが、普段サイコパスや殺し屋ばかり演じるせいか、どうしても弁護士にも、真面目なシングル・ファーザーにも見えず、危ないオッサンに見えて仕方がありませんでした。
ライター中山陽子でした。
アラサー女子の恋愛事情(2014)
監督 リン・シェルトン
出演者 キーラ・ナイトレイ/クロエ・グレース・モレッツ/サム・ロックウェル/ケイトリン・デバー