【リピーテッド】
記憶障害を持つ女性の視点で描いたミステリー・サスペンス
リピーテッド 映画あらすじ
ある朝、ベッドで目覚めたひとりの女性。横には見覚えのない男性が寝ている。そっと起き上がり家の中を探ると、隣で寝ていた男性との結婚式らしい写真が貼られている。すると、目覚めた男性がいう。「クリスティーン、君は事故の後遺症で記憶障害を患い、毎朝目覚める度に昨日までの記憶をすべて失うようになってしまったんだよ」 女性は、自分がクリスティーンであること、その男性が夫であり、ベンという名であること、そして、彼が毎朝同じ説明を繰り返していると知った。やがてベンが出かけると、医師のナッシュと名乗る男性から電話が入り……。
この映画の買い取り価格→→→ 『リピーテッド』
リピーテッド 映画レビュー
謎が謎を呼ぶミステリー・サスペンス。主人公が記憶障害なので、人の言葉を信用するしかないという、綱渡り状態で物語が進行します。話が進むにつれ、「おお、そうだったのか……!?」というのが、この映画の醍醐味だとは思いますが、いかんせん主要キャストが『キングスマン』のハリー(コリン・ファースさん)とマリーン(マーク・ストロングさん)なので、無意味にワクワクして落ちつきません。そういえば、お2人は『裏切りのサーカス(2011)』でも共演されていましたね。
いずれにせよ、この2人が脇を固め、ニコール・キッドマンさん主演のミステリー・サスペンスならと鑑賞しましたが、ちょっぴり主人公に共感できず、謎が解明されてもスッキリしませんでした。また、怪しい演出が先行して現実味に乏しいことや、悪者が意外に弱かったこと、そして……、肝心な病院のシーンで「君の、君のベンだよ」という、「君の便だよ」に聞こえるセリフまわしを聞かされて、すっかり不完全燃焼になってしまったわけです。
もちろん、パズルが組み合わさっていく面白さがあり、ハラハラドキドキもありますよ。どちらかというと悪役が似合う俳優さんを“意外な役”で起用したのは、観客をだます意図があったのでしょうね。しかし、編集でだいぶカットされたのか、結局それはあまり活かされていなかった印象です。
この映画の原作は、S・J・ワトソン氏の小説「わたしが眠りにつく前に」。イギリス・アメリカ合衆国・フランス・スウェーデン合作で映画化されました。「確信は持てないが、信じるしかない」という状況のなか、怪しさ満点の登場人物に主人公が翻弄されます。
そんな映画『リピーテッド(2014)』は、売ってはいけない……、わけでもない1本といえるでしょう。もちろん、ご判断は皆様次第です。ちなみに、バリQの査定は速さが自慢。お荷物到着後、最短で24時間以内にご連絡いたします。
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アダム・サンドラーさん、ドリュー・バリモアさん主演の『50回目のファースト・キス(2004)』にも1日で記憶がリセットされてしまう記憶障害の女性が登場しますが、こちらはタイトルのとおりキュンとくるラブ・コメディ。日本でも山田孝之さん、 長澤まさみさん主演によるリメイク作品が2018年6月に公開されましたね。同じ記憶障害でも周囲にいる人によって、まったく違う物語になるわけです。
ライター中山陽子でした。
リピーテッド(2014)
監督 ローワン・ジョフィ
出演者 ニコール・キッドマン/マーク・ストロング/コリン・ファース/アンヌ=マリー・ダフ