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CINEMAバリQ

【イコライザー2】
デンゼル・ワシントンが几帳面な最強必殺仕事人を演じる勧善懲悪ストーリー

イコライザー2 映画あらすじ

ボストンで暮らすロバート・マッコールは、一見すると真面目で平凡なタクシードライバー。だが、彼の正体は、ゆく先々で出会う「何かに困った人」を助け、痕跡を残さず悪人を始末する元CIAエージェントのイコライザー(平等をもたらすもの)だった。ある日、彼の元上官で、唯一の理解者でもあるスーザンが何者かに襲われる。現場の状況から周辺で多発していた強盗被害かと思われたが、腑に落ちないマッコールは独自に調査を進め、スーザンが調査していたことと今回の事件に関係を見出す。冷静な面持ちの下で、かつてないほど怒りに燃えたマッコールは、これまでの人助けとは一線を画した敵に挑む。

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イコライザー2 映画レビュー

相変わらずスカッとする勧善懲悪ストーリー。他者を傷つける輩は容赦なく痛めつけられる、あるいは抹殺されます。悪人によってはフルボッコする前に、改心の際の「心の痛み」か、成敗による「体の痛み」かどちらかを選べと告げる場合もありますが、いっさい猶予を与えず即処刑という展開もあります。もはやロックオンされた悪人は、スーパー几帳面で読書好きな、最強オヤジの胸三寸で運命が決まってしまうのです。

今作はシリーズの第2作目。前回はイコライザーの誕生を含んだかたちで描かれ、今回はイコライザーとして日々活動するなかで起こる事件に焦点が当てられます。ホームセンター勤務という設定や、ストーリー展開は前作の方が好きですが、今作も魅力にあふれた作品でした。

監督は、デンゼル・ワシントンさんのことが大好きなアントワーン・フークアさん。監督作品の『トレーニング デイ(2001)』では、デンゼルさんがアカデミー主演男優賞を受賞しました。

いってしまえばこの映画は、必殺仕事人が、細やかな仕事と大きな仕事を片付けていくお話ですが、とにかくデンゼルさんの演技力が高いため、単純なストーリーがなぜか複雑に、そして重厚感たっぷりになっちゃっています。

おまけに、やはり演技力バツグンのメリッサ・レオさんと、情感たっぷりにセリフを絡ませ演技を披露するもんだから、何だかヒューマンドラマを見せられているような気になってしまうわけです。

何にせよ、現実の世界で、日々起こる不条理な事件に対し怒り心頭に発している方は、「マッコール最高」と小躍りすること間違いなしです。

【登場人物と出演者】

デンゼル・ワシントンさん演じるロバート・マッコールは、ハリウッド映画では既に“お腹いっぱい”感がある「元CIAのすご腕エージェント」というやつです。聞いたとたんに思わず鼻をほじってしまいそうなほど、ありがちな設定ですが(好きな設定ですけどね)、デンゼルさんの演技力が非常に高いので、「いや、違う違う、他とは違うんだ」といい張りたくなってしまいます(同じだが)。

タクシードライバーという表の顔と、悪人を抹殺する必殺仕事人という秘密の顔を持つこのキャラクターは、善人や弱者には誰よりもやさしく友好的ですが、悪人に対してはいたって冷酷かつ残忍です。常に冷静で洞察力に優れ、戦闘能力も規格外。ただし、年齢的なハンデは秀でた戦術で補います。

しかし、最愛の妻を失ってからはずっと途方に暮れており、前作に続いて相変わらず不眠症のようです。睡眠不足だと前頭葉と頭頂葉の活動が低下するので、意思決定力や問題解決力、記憶力に悪影響が出ると思うんだが。どうやらロバート・マッコールは、脳の働きまでコントロールできるらしい。

CIAのエージェントのデイブ・ヨークを演じたペドロ・パスカルさんは、『キングスマン: ゴールデン・サークル(2017)』で見せたウィスキーの印象とはまったく違い、最初はいかにも政府職員といった雰囲気で登場します。スーツをまとったその様子は、CIAエージェントというよりも、FBI捜査官という感じ。

マイルズ・ウィテカーは、マッコールと同じアパートに暮らす青年。周囲にはよからぬ友人がおり、悪の道へと進もうとしていた彼を、マッコールはまるで父親のように、ときに厳しく、ときに優しく導いていきます。想像以上に素晴らしい絵の才能の持ち主であるマイルズを演じたのは、『ムーンライト(2016)』で演技を大絶賛されたアシュトン・サンダース君です。

なお、前作に続きマッコールのよき友人であるスーザンと、その夫であるブライアンも登場。スーザンは前作でCIAの職を離れていたような印象でしたが、今作では普通に復帰していました。また、ブライアンが作家かジャーナリスト、あるいは学者か専門家で執筆がライフワークであること、CIA職員ではないことが描かれています。演じるのはこういう役がぴったりなメリッサ・レオさんと、ビル・プルマンさんです。

【結論】

絶対零度の視線で突き刺した後、秒速で悪人を退治してしまうマッコールは、とにかく強い。非の打ちどころがない人格者でもあり、過去の罪(CIA時代の不条理な殺人)を突っ込まれても、迷いのない答えで論破してしまいます。どこをどう突いても「欠点」が出てこないこの男は、もはや人間を超越した、まさに「イコライザー」という存在です。

そんな映画『イコライザー2(2018)』は、売ってはいけない1本といえるでしょう。もちろん、ご判断は皆様次第。ちなみにバリQは、買い取り価格の高さとスピード査定が自慢です。もしも「売っちゃおうかなー」とお考えなら、ぜひバリQにお申し込みくださいませ!! 

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【あとがき】

マッコールがマイルズに、「人生」と「死」について厳しく説くシーンでは、デンゼルさんの卓越した演技が強烈な光を放っています。実はデンゼルさん自身も、少年時代に悪の道へと足を踏み入れようとしていた時期があったそう。そのときの気持ちがオーバーラップしていたのかもしれませんね。

ライター中山陽子でした。

 

イコライザー2(2018)

監督 アントワーン・フークア
出演者 デンゼル・ワシントン/ペドロ・パスカル/アシュトン・サンダース/ビル・プルマン

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