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CINEMAバリQ

【バーフバリ 王の凱旋】
過激に壮大なインドのアクション・アドベンチャー映画

バーフバリ 王の凱旋 映画あらすじ

古代インドの大国マヒシュマティでは、国母シヴァガミによる願掛けの儀式が行われていた。すると突然象が暴れ出し、あたりは混乱状態に。だが、シヴァガミは動じることなく儀式を続行。あわや大惨事というところで、次期国王のアマレンドラ・バーフバリが見事に象を落ち着かせる。その一件を含めた数々の功績や、堂々たる風貌、明るく温かい人柄で、シヴァガミの寵愛と、民衆からの圧倒的な支持を得ていたバーフバリ。その様子を遠くから眺めていたシヴァガミの夫ビッジャラデーヴァと、息子のバラーラデーヴァは、嫉妬と憎しみの炎を燃えたぎらせていた。やがてその炎はバーフバリと、彼が愛した美しいデーヴァセーナの人生を脅かすことに……。

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バーフバリ 王の凱旋 映画レビュー

2015年の映画『バーフバリ 伝説誕生』の第二作目であり、完結編です。一作目同様、とにかく「すごい!」としか言いようのない娯楽超大作でした。『ベン・ハー(1959)』を思わせる壮大な史劇でありながら、少女漫画のようにファンタジーな要素があったり、絶対にありえねーアクションシーンが満載だったりします。

盾を持った数人がまとまりビューンと飛んで「クルクルクルッ、パッ!」という攻めで笑わせられても、「もう細かい仕事が面倒になったのか?」と突っ込みたくなるほど、VFXが漫画みたいになっちゃっていても、エンターテイメント性が高く飽きさせないので、すべて許容してしまいます。

141分という上映時間中、ダラダラと間延びする箇所はほとんどなく、最初から最後まで全力投球。ともすれば退屈しそうなラブラブのシーンでさえ、映像の(精度ではなく)見栄えのよさに引き込まれます。ある展開では、カッタッパの偏った忠誠心と、シヴァガミの子供じみたプライドにイラっとさせられますが、それ以外は「面白さ」しかありません。

これでもか、これでもか、これでもかーッ! とバーフバリのすごさを延々と見せつけられた挙句、「水戸黄門」の「このお方をどなたと心得る、恐れ多くも前の副将軍 水戸光圀公にあらせられるぞ」的なスカッとする見どころもあり。とにかく「バーフバリ、マジすげぇ」から始まり、「バーフバリ、ハンパねぇ」で終わるのです。

【登場人物と出演者】

前作では惚れた女をつけ回し、勝手にボディペイントした挙句、すっかり魅了して自分の女にしてしまった明るい猪突猛進型の青年シヴドゥは、自分の生い立ちを知り、決断したことで、どんどん精悍な顔つきになっていきます。

そのシヴドゥの実父は、民衆が敬愛して止まないアマレンドラ・バーフバリ。いちいち登場がかっこよく、何だか大掛かりで、やたらドラマティックです。なぜか、いつも髪の毛が風になびいています。

この2人を演じるのはプラバースさん。今シリーズの主演で世界的に有名な俳優さんになりました。マダム・タッソー館にも、彼の蝋人形が設置されているとのこと。南インドの俳優さんとしては初めてだそうです。

そして、相変わらずアマレンドラ・バーフバリに嫉妬しまくるのは、より悪知恵に磨きがかかったバラーラデーヴァ。終盤になると、悪知恵だけではなく戦闘能力にも優れていることが示されます。自慢の筋肉を、ブルース・リー師匠っぽく肩甲骨を動かして見せつけていました。そんな悪人を演じているラーナー・ダッグバーティさんですが、メイキング映像で見せる笑顔は屈託がなく、とても親しみがわきます。

また、1作目では囚われの身として悲惨な状況だったデーヴァセーナですが、今作では、小国クンタラ王国の王妹として、アマレンドラ・バーフバリと出会ったろの美しい姿を見せてくれます。彼女の気高さ、信念と意志の強さは、もはやシヴァガミを超えるほど。バーフバリも惚れるわけです。演じるのはアヌシュカ・シェッティさん。

王家につかえる忠実な、強くて思慮深い剣士というキャラクターも、その風貌も好きですが、“忠実であること”に判断を預け、“自分の善”を無視して行動したカッタッパには、一時的に「アホかおまえは」といいたくなります。でも、その行動以外は魅力的で、安心感のある好人物です。演じるのはサティヤラージさん。

圧倒的な存在感と強さ、そして並外れた統治力を持っているはずのシヴァガミですが、今作では途中、ただのヒステリーおばさんになってしまいます。その時点では、カッタッパとともに「アホかおまえは」といいたくなるキャラクターに。ただし、ハッと気づけばどんなに最悪の状況でも最善策を講じることができ、自分の非も認めることができるあたりは、やはり“デキるおばちゃん”なのです。演じるのはラムヤ・クリシュナさん。

【結論】

『バーフバリ 王の凱旋 』は、金太郎飴のごとく、どこを切っても面白い、上映時間が長くても飽きさせない、娯楽に満ちた史劇スペクタクルです。

そんな映画『バーフバリ 王の凱旋 (2017)』は、売ってはいけない1本といえるでしょう。もちろん、ご判断は皆様次第です。ちなみにバリQは、買い取り価格の高さが自慢です。市場価値に合わせて買い取りをしているので、新しいものはもちろん高額で、古くても市場価値があるものは、しっかりと評価します。それに、とにかく査定スピードが速い!! お荷物到着後、最短で24時間以内に査定をご連絡します。業界最速ですよ! 

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【 あとがき】

監督・脚本は、1作目と同じくS・S・ラージャマウリさん。ハエ君が大活躍する『マッキー(2012)』や、 『マガディーラ 勇者転生(2009)』などを手掛けた方です。後者は『バーフバリ』の素地ともいわれていますよ。よろしければ、こちらもぜひ。

ライター中山陽子でした。

 

バーフバリ 王の凱旋 (2017)

監督 S・S・ラージャマウリ
出演者 プラバース/ラーナー・ダッグバーティ/アヌシュカ・シェッティ/ タマンナー

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