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CINEMAバリQ

【メリーに首ったけ】
キャメロン・ディアスのかわいらしさ絶頂期のタブー満載なロマンティックお下劣コメディ

メリーに首ったけ 映画あらすじ

内気な高校生のテッドは、幸運にも学園一の美女メリーとプロムへ行くことに。ところが、彼女を迎えに行った際、ズボンのファスナーで人にいえない場所に大ケガを負ってしまう。プロムの夢は打ち砕かれ、その後メリーとも離ればなれに。それから13年後、どうしても彼女のことが忘れられないテッドは、友人に紹介された怪しい探偵を雇い、彼女を探し出すことに成功。ところが、その探偵がメリーに夢中になってしまい……。

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メリーに首ったけ 映画レビュー

20年ぶりに鑑賞したら、相変わらずお下品ではありますが、昔より面白く感じました。当時としては衝撃的な内容だったので、エッチな部分ばかりが目についてしまったのかもしれません。しかし、こうして改めて観てみると、どうでもいいことに執着したセリフ回しや、小ネタがちりばめられていて、本当に面白い。

それに、エッチだし下品だし、「これ完全にアウトなんじゃないか」というようなタブー映像満載なのに、なぜかとっても爽やかです(そう思うのは筆者だけかもしれんが)。

それもこれも、突き抜けるようなマイアミの明るさと、当時はまだ20代半ばで、輝くように美しかったキャメロン・ディアスさんのおかげでしょう。

スタイル抜群で、エーゲ海のような青い目とブロンドを持つキャメロン・ディアスさんは、美人というよりキュートでチャーミングなファニーフェイス。とにかくこの人が演じているメリーが、徹底的に魅力的なのです。思いっきり大きな口を開けた屈託のない笑顔は、お日様のように眩しく、皆を笑顔に変えてしまうパワーがあります。

しかし、そんな彼女のまわりに集まってくるのはヘンテコリンな連中ばかり。誰もが独りよがりな愛情を押しつけてきますが、そのなかで唯一、彼女の幸せを本当に願っている人物がいます。それがベン・スティラーさん演じるテッドというわけです。

ちなみに、筆者がこの才能あふれる俳優で映画監督、しかも脚本家のベン・スティラーさんを認識したのは、よりによってこの映画が最初でした。

当時アメリカで一時流行語になったという問題の「ヘア・ジェル」シーンは、やはり腹が痛くなるほど笑えます。お下劣ネタ嫌いの方は、思わず通報するかもしれませんが。

【登場人物と出演者】

ベン・スティラーさん演じるテッド・ストローマンは、致命的な運の悪さと、運の良さをあわせもつ男性です。しかし、本人はいたって穏やかで真面目、そして誠実です。それなのに、彼のまわりにはサイコパスから生粋のストーカー、警察を含めてとんでもない奴ばかりが集まってきます。いちいちトラブルに巻き込まれながら、強烈なエロギャグと、微妙な間のギャグを連発してくれます。

一方、キャメロン・ディアスさん演じるメリー・ジェンセン・マシューズは、天性のモテ女。彼女を目にした男性は、ほぼ100%惚れてしまいます。このころのキャメロン・ディアスさんは、本当に、そんなことが現実に起こるんじゃないかと思うほど魅力的です。ちなみに、そんなメリーは、冴えなかった学生時代のころのテッドをキュートだといい、大人になったテッドの性質の良さを見抜きます。かなりの天然ですぐに騙されてしまうキャラクターですが、人を見る目はありそうです。

当時、キャメロン・ディアスさんと実生活で恋人同士だったマット・ディロンさんは、メリーに一目ぼれするダーティーな探偵パット・ヒーリーを演じています。このヒーリーが、とにかくウソつきでとんでもない男。メリーに好かれようとデカくて白い歯をアピールしたり、職業を偽ったりします。

リー・エヴァンスさん演じるタッカーは、一応育ちのよさそうな建築家ですが……。とにかく、メリーに惚れているのは一目瞭然です。メリーのオフィスでカギを落とした際、体の不自由なタッカーは、自分の力でカギを拾おうと四苦八苦します。ここは笑っちゃいけないんじゃないか、この演出はタブーなんじゃないかと思いつつ、コメディアンでもあるリー・エヴァンスさんの演技が功名すぎて、耐えきれず笑ってしまいました。

テッドの友人ドムを演じたのは、コメディアンでもあるクリス・エリオットさん。最後の捨て台詞は強烈です。W・アール・ブラウンさん演じる、メリーの弟で障害を持つウォーレンの態度は、その対象の人物の本質を表しているかも?

もう「強烈」以外の何物でもない、色情魔・アル中・日焼け&盗聴マニア(?)のおばちゃん、マグダを演じたのはリン・シェイさん。役者魂を感じます。

そのほか、本物のアメリカンフットボールの選手や、ミュージシャンも本人役で登場しています!

【結論】

下品ですが、爽やかで明るい笑える映画です。人によっては不愉快になるシーンも多いので、許容範囲の大きい方におすすめです。

そんな映画『メリーに首ったけ(1998)』は、売ってはいけない1本といえるでしょう。もちろん、ご判断は皆様次第。ちなみにバリQは、買い取り価格の高さとスピード査定が自慢です。もしも「売っちゃおうかなー」とお考えなら、ぜひバリQにお申し込みくださいませ!! 

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【あとがき】

監督のファレリー兄弟は、多くの作品で本物の障害者を起用し、そのなかで善人を描いたり、悪人を描いたりするそう。それを差別だという人もいるようですが、誰もが同じという観点で、そう考えるのは疑問です。そのためか、実際にはアメリカの障害者からの支持は高いとのこと。

実話がもとになっている2011年のフランス映画『最強のふたり』でも、頸髄損傷で体が不自由な富豪は、自分を特別扱いせず普通に接し、むしろジョークを言ってからかうような明るい介護人と友情を深めていましたね。

ライター中山陽子でした。

 

メリーに首ったけ(1998)

監督 ボビー・ファレリー/ピーター・ファレリー
出演者 ベン・スティラー/キャメロン・ディアス/マット・ディロン/リー・エヴァンス

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