今日の1本 ベイマックス(2015)
大人が泣けるベイマックス
日本では予告CMが詐欺だと話題になったベイマックス。「泣きたい時は、泣いてもいいんですよ」と感動と癒しを前面におしだした予告が映画公開前にTVで流れていたが、この映画、実は亡き兄のかたき討ちの話。話のテンポが早く、アクションシーンがかなり多い。このギャップがうまくツボにはまると、この映画の面白さは倍増する。
息子が観に行きたいと言うので、気乗りしないが二人で映画館に足を運んだ。私達の右隣は初老の夫婦、左となりは年配の女性、後ろの席は中年の夫婦。。。「ベイマックス、年齢層高っ!」これが最初の感想。子供を連れていない大人が思いの他多かった。
この映画は、多くのディズニー作品に共通することだが、あらすじにすると3行ぐらいにまとまるシンプルな話を、豊かなエピソードと映像美で極上のエンターテイメントに仕上げている。詐欺とは言っても、ベイマックスには涙をさそうシーンが2回ある。どちらもベタで予想がつく展開なのに心にぐっとくる。不覚にも涙しながら、うちの息子を見ると泣いてない。しかし、右側と後ろからヒックヒック、ズルズルとすすり泣く音がはっきり聞こえてくる。私も含めて大人泣きすぎだ。家族や友達、大切な人を失った経験がある人は主人公のヒロに共感して涙がでるのかもしれない。
ベイマックス、大人が観てみ十二分に楽しめます。
ベイマックス
監督: ドン・ホール, クリス・ウィリアムズ
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