【カサンドラ・クロス】
リチャード・ハリス&ソフィア・ローレンの感染病サスペンス・アクション映画
カサンドラ・クロス 映画あらすじ
ジュネーヴの国際保健機構で過激派による襲撃事件が起こり、2人のうち1人の犯人が逃走。パリ・アムステルダム経由ストックホルム行きの列車へ乗り込む。だが、脅威はその犯人ではなく、彼が感染した病原菌だった。
列車には、著名な医師や、その元妻で作家の女性、腕時計のセールスマンに、武器製造業者の妻と若い愛人、新婚旅行中の夫婦など、さまざまな乗客が1,000人も乗り合わせていた。病原菌を抱えた襲撃犯がその車内を歩き回ったせいで、彼らは知らぬ間に脅威にさらされる。
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カサンドラ・クロス 映画レビュー
この映画は、1976年に公開されたイタリア・イギリス・西ドイツ合作の感染病サスペンス・アクション映画です。最初は徐々に広まっていくウィルスにハラハラさせられ、終盤はちょっぴり微妙な銃撃戦にドキドキさせられます。70年代の作品だけに古さを感じるのは否めませんが、感染系の映画としてだけではなく、サスペンスとしても印象に残る作品でした。
でも、印象的だった1番の理由は、ソフィア・ローレンさんが目を離せなくなるほどセクシーで、美しかったせいかもしれません。
主役を演じたのはリチャード・ハリスさん。『ハリー・ポッター』シリーズの2作目まで、魔法学校の校長アルバス・ダンブルドアを演じたことで知られています。かわいいい孫娘から「ダンブルドア校長役を引き受けなかったら、もう二度と口をきいてあげないッ!」と言われて、仕方なく? 引き受けたそうな。
筆者の場合は、どちらかというと2002年の映画『モンテ・クリスト伯』で演じていた、ファリア司祭の印象が強く残っています。牢獄のなかでも明るく紳士で、なおかつ強靭な意志を持つファリア司祭が、「俺は神を信じない」というエドモンに、「神は君を信じているよう」と返した言葉が、とても印象的でした。
そんなハリスさんがこの映画で演じたのは、著名な神経外科医のジョナサン・チェンバレン。当時はまだ40代なので、不思議な髪型“以外”はセクシーでしたよ。なんか、アルベルト・アインシュタインみたいな髪型でしたから。
その、ジョナサン・チェンバレンの元妻ジェニファーを演じたのが、イタリアのセクシーダイナマイト、ソフィア・ローレンさんです。2人は大陸横断列車に乗り合わせ、最初はギスギスしていますが、感染パニックが勃発したことで再び心を通わせ始めます。
ちなみに、焼けぼっくいに火がついた2人のキスシーンは、やはり何十年も前の映画なので非常にライトですね。現代における欧米の映画では、相手を食っちまいそうなディープキスも少なくないので、数秒で「もう、お腹いぱい、勘弁してくれ」となってしまいます。そういった意味では、これぐらいがちょうどいいと思った次第です。
そして、そのほかの出演者もそうそうたるメンバー。
やたら人がいない司令室で、少しばかり苦悩しながら上の命令に従うスティーヴン・マッケンジー大佐を演じたのは、バート・ランカスターさん。武器製造業者の夫人ニコール・ドレスラーを演じたのはエヴァ・ガードナーさん。その若い愛人ナバロを演じたのは、チャーリー・シーンさんのパパ、マーティン・シーンさん。
おまけに、謎の神父さんハリーを演じたのは、 あのO・J・シンプソンさんですよ。 1994年に発生した、いわゆるO・J・シンプソン事件の被疑者となったことでも知られる方です。
大陸を横断する列車の乗客並みに、国際色も個性も豊かな俳優陣が名を連ねたこの作品は、さぞかし当時話題になったことでしょう。
極秘とはいえ司令室には人がいなさすぎだし、ウィルスの防護服に身を包む軍関係者の横で列車を誘導する人々はやたら軽装だし、銃撃戦になったらアッサリ人を撃ちまくるし、為す術もなく列車の動きを見守るマッケンジー大佐とドクターには「そこで思考停止に陥っているくらいなら、何かできることがあるだろ」と突っ込みたくもなりましたが、70年代の極上サスペンス映画であることには間違いありません。
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ソフィア・ローレンさんのお化粧は、間違えばコントに出てくる場末のスナックのママみたいなのですが、なぜか彼女はとても気品があります。セクシーで美しくて、グラマラスで気品があるって……、そんなに持っているなら少しでいいから分けてもらいたいものです。ちなみに、ずいぶん前、ミラノで暮らす日本人女性が「(イタリアでは)セクシーじゃない女性は人間扱いされない」とおっしゃっていました。
筆者がイタリアで人間扱いされないのは間違いありません。
ライター中山陽子でした。
カサンドラ・クロス(1976)
監督 ジョルジュ・パン・コスマトス
出演者 リチャード・ハリス/ソフィア・ローレン/バート・ランカスター/イングリッド・チューリン
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