【マジック・マイク】
意外にダンスとピュアな恋が楽しめる男性ストリッパーの青春物語
マジック・マイク 映画あらすじ
自称“実業家”の マイクは、男性ストリップクラブ「Xquisite Strip Club」のスターダンサーという顔を持っている。安くて質のいい家具店を開く夢を叶えるため、すぐに稼げる仕事で資金を貯めているのだ。また、潤沢な資金を継続的に持てるよう、ストリップクラブの共同経営者になることを望んでいる。そんななか、たまたま出会った19歳のアダムに女性を惹きつける才能を感じたマイクは、彼をオーナーのダラスに紹介。マイクが睨んだとおり、アダムはストリップクラブのダンサーとしてどんどん人気を高めていく。そんなアダムの姉であるブルックは、マイクがいる世界の女性たちとは一線を画する、とても真面目な女性。マイクは弟を心配するブルックに、アダムの面倒を見ることを約束する。だが、彼らを取り巻く世界はあまりにも危険が多く……。
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マジック・マイク 映画レビュー
男性ストリッパーの青春物語といったところでしょうか。この映画の監督がスティーブン・ソダーバーグ氏というのは、ちょっと意外でした。同じく男性ストリッパーが登場する1997年のイギリス映画『フル・モンティ』は、鉄工所を解雇され失業した男たちを面白おかしく描いているため、なんだか女性たちに押され気味でしたが、こちらはストリッパーとしてかなりプロフェッショナルな面々が、ステージ上から“心地よさと興奮”で女性を支配しています。
そもそも、この脚本は主役を演じたチャニング・テイタムさんの実体験に触発されて書かれたものなのだそう。18歳のころということなので、この物語でいえばアレックス・ペティファーさんが演じたアダムが、そのころのテイタムさんということかもしれません。
2006年公開の『ステップ・アップ』でも披露していますが、チャニング・テイタムさんのダンスは本当に完璧です。やたら尻は出すものの、物語をとおして裸ばかりが強調されるわけでもないので、純粋にダンスの素晴らしさを楽しめるはずです。とはいえ、あくまでも男性ストリッパーのお話であり、女性や金やドラッグに溺れてしまう展開もあり、一部を除いて女性も開放的です。ダンス映画だと思って観るとビックリするかも。
【登場人物】
チャニング・テイタムさん演じるマイクは、頭も切れるしハンサムだし、実行力もあります。しかし、目指す方向と、現実的に歩む場所が根本的にズレているため、進めば進むほど距離が遠のてしまいます。それが、のちに大きな苦悩の原因となるわけです。
アレックス・ペティファーさん演じるアダムは、まだ十代ということもあり、心身の「軸」ができていません。だから、安易なほうへ安易なほうへと流れて、堕落していくのも超簡単。ペティファーさんは、ちょっと軟そうなイケメンをうまく演じていました。
コディ・ホーンさん演じるブルックは、医療事務をしている女性。いつも“への字口”でブスッとしているくせに、笑うと急にかわいらしくなります。ただ、「弟の人生に口は挟めない」という考えは理解できるけど、さすがにあんな状況なら、何らかの方法で導いたほうがいいような気が……。
マシュー・マコノヒーさんは、男性ストリップクラブのオーナー、ダラスを見事に怪演しています。いかにもヤバそうな、ギラギラした演技をさせたらピカ一ですね。いいのか悪いのかよく分からんが、決めポーズは自分の股間握りです。
マット・ボマーさんは男性ストリッパーのケンを演じています。相変わらず優しい顔をしたイケメンですが、も、もしかして……、ダンスは苦手かも……。
【結論】
お金は使えばなくなるけど、コツコツ重ねた信用はそうそう簡単になくならない。ただ、ちょっとしたことでその「信用」は、一気に消えてしまうことがある。そして、状況を変えたいなら、自分を変えるしかない。そんなことに気づかせてくれる人は、自分の人生にとって大切ですね……。
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【あとがき】
ソダーバーグ監督とチャニング・テイタムさんは、『エージェント・マロリー(2012)』や『サイド・エフェクト(2013)』、最近では『ローガン・ラッキー(2017)』でも一緒に仕事をしています。相性がいいのかもしれませんね。ちなみに、『ローガン・ラッキー(2017)』ではローガン家の妹として出演していたライリー・キーオさんは、今作でちょっと危ない女ノラを演じています。役柄でずいぶん雰囲気が変わるもんですねぇ。
ライター中山陽子でした。
マジック・マイク(2012)
監督 スティーヴン・ソダーバーグ
出演者 チャニング・テイタム/アレックス・ペティファー/コディ・ホーン/マシュー・マコノヒー