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6月の平均買取価格 17480円
平均買取点数95点、お客さま1件あたりの平均買取実績です。

CINEMAバリQ

【ダーケスト・マインド】
もんやり超能力と切ない恋、そして多様性に満ちたSFアクション映画

ルビーは驚くべき力を持つ少女――「ダーケスト・マインド」

【あらすじ】

ウイルスが猛威を振るう近未来の世界。ウイルス感染後に生き残った子供たちは、さまざまな超能力を使えるようになる。しかし、政府はこれを脅威と見なし、彼らを収容所へ隔離することに。そのなかでもルビーは、極めて優れた能力を持つ少女だった。その力を恐れる政府が彼女を抹殺しようとするが、間一髪のところでレジスタンスの一員に救われる。しかし、ルビーはレジスタンスにも疑問を抱くようになり……。

この映画の買い取り価格→→→ 『ダーケスト・マインド

キュンとする地味な超能力ムービー――「ダーケスト・マインド」

【レビュー】

「超能力だ、わーい」的な感覚で観ると、描写が地味なので、激しくモヤモヤする映画です。現実社会で考えたら驚異的な超能力が次々と登場するし、迫力のシーンも多少はあるのですが、全体的にはドシリとした重みが少なく、とーってもソフトに仕上がっています。

この映画の原作は、アレクサンドラ・ブロッケンさんが2012年に発表した同名のヤングアダルト小説。米エンタメ情報誌のハリウッド・レポーターは原作について、『スタンド・バイ・ミー(1986)』と『ウォーキング・デッド』を掛け合わせたような、若者たちのサバイバルと成長を描く物語、と表現していますが……、うーん、どうだろう。

いずれにせよ、SFアクションならではのエンターテイメント性よりも、「多様性を受け入れよう」というメッセージ性のほうが強い印象です。ちなみに、主役のアマンドラ・ステンバーグちゃんは、映画公開の同時期に同性愛者であることをカミングアウトしたそうです。

また、キュンとする、若く切ない恋の描写にも重点を置いています。ただし、成長物語とは言い難いかもしれません。なんせ、主役のルビーは幼いころから達観している娘なもんで。

メガホンをとったのは、『カンフー・パンダ』シリーズなどの監督を務めたジェニファー・ユー・ネルソンさん。実写映画の監督は、この作品が初めてだそうです。

【登場人物と出演者】

アマンドラ・ステンバーグさん演じるルビー・ダリーは、超能力を授かった子供の中でも、ひときわ特殊な能力を持つ少女。強靭な意志、統率力、度胸、カリスマ性、すべて備えた天性のリーダーです。ただ、描写が地味すぎて、スーパーパワーの凄さがあまり伝わってきません。子供らしからぬ堂々とした、人格としての凄みのほうが際立っていたかも。

マンディ・ムーアさん演じるケイト・コナー医師は、政府のもとで働きながら、密かにレジスタンス活動を行う女性。彼女が属している組織の施設を見ると、潤沢な資金があるようにも見えますが、いまひとつよく分からん印象です。

グェンドリン・クリスティーさん演じるレディ・ジェーンは、収容所の外にいる超能力を持った子どもたちを捕らえるハンター。“手段を選ばない恐ろしいハンター”という触れ込みですが、「ちょっと怖そうなおばさん」の枠をほぼ越えません。

ハリス・ディッキンソンさん演じるリアム・スチュワートは、戦闘時にも役立つ強力なパワーを持った少年ですが、それを披露するシーンはあまり多くありませんでした。描かれているのは、ほとんど恋心に戸惑った優しい清純派男子の姿。当然、大人っぽいルビーに完敗です。

東京生まれの子役ミヤ・チェフちゃんが演じるスズムは、電気を放出して操ることができる幼い少女。言葉は発しませんが、その表情と目力にはルビーをしのぐ強さあり。人気テレビシリーズ『HAWAII FIVE-0』では、コノちゃんの子供時代を演じていましたね。

スカイラン・ブルックスさん演じるチャブズは、ウイルスの感染で天才的な頭脳を授かった少年。裏表のない頼れる少年です。「天才」って、ある意味超能力なんだな。

パトリック・ギブソンさん演じるクランシー・グレイは、ルビーと同じように強力な超能力を持つ少年。収容所から脱走した子供たちが暮らすコミュニティのリーダーです。不気味な眼光が、ただものではないと物語っています。父親は大統領。

ちなみに、人気テレビシリーズ『CSI:科学捜査班』のデヴィッド・ホッジス役でお馴染みのウォレス・ランガムさんが、収容所の医師として登場したので喜んでいたら、すぐに退場してしまいました……。

【結論】

原作の『The Darkest Minds』は3部作となっており、今回の作品はその1作目を描いているそうです。

もしも続編があるのなら、今度は『アイ・アム・ナンバー4(2011)』くらいベタで迫力満点の映画になるか、『クロニクル(2012)』くらいエキセントリックな雰囲気になるかなんかして、もんやり感が払拭されるといいな、と思う次第です。

結論としてこの作品は、個性と多様性を称えつつ、純粋な少年少女の切ない恋を描いた、スーパーパワーがかなり地味なSFアクション映画です。

ライター中山陽子でした。

 

ダーケスト・マインド(2018)

監督 ジェニファー・ユー・ネルソン
出演者 アマンドラ・ステンバーグ/ハリス・ディッキンソン/マンディ・ムーア/グェンドリン・クリスティー

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