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6月の平均買取価格 17480円
平均買取点数95点、お客さま1件あたりの平均買取実績です。

CINEMAバリQ

【バッド・ジーニアス 危険な天才たち】
世界を驚かせたタイ発カンニング・クライム・ムービー

天才の武器は鉛筆と頭脳――「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」

【あらすじ】

類まれな頭脳を持つリンは、決して裕福とはいえない家に生まれた天才少女。教職に就いている父と、2人で穏やかに暮らしている。だが父に熱望され、裕福な家の子どもが多く通う進学校に特待奨学生として転入。やがて、芸能界を目指す美少女グレースと親友になるが、彼女はリンと真逆で勉強はからきし。進学校の授業についていけず、頭脳明晰なリンに家庭教師を頼む。しかし、まったく勉強の成果は出なかった。テストの当日、見かねたリンは“ある方法”で彼女を救ってしまう。すると、グレースの彼氏パットまでリンに頼みごとを始め……。

この映画の買い取り価格→→→ 『バッド・ジーニアス 危険な天才たち

極上カンニングムービー――「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」

【レビュー】

あまりにも面白くて本当に驚きました。超天才が知的に学校制度を欺くため試験会場に持ち込むのは、「鉛筆」と自身の「頭脳」のみ。カンニングを題材にした極上のエンターテイメントです。

数々の映画賞を制覇し、世界で大ヒットした今回の作品『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』は、タイの新鋭ナタウット・プーンピリヤさんが監督・脚本を担いました。同氏の長編デビューとなる作品『Countdown』は、第86回米アカデミー賞外国語映画賞タイ代表に選ばれたとか。

そんな才能あふれるナタウット・プーンピリヤ監督が選んだテーマはカンニング。背景は、子どもたち不在の親たちによる受験戦争です。「いい学校、華々しい経歴を表面的にあてがう前に、倫理や金銭感覚を叩きこんどけ」という批判的なメッセージに共感しつつも、高校生らが世界を股にかけて行ったバッドプロジェクトに、ただただ驚嘆してしまいます。

また、主役のチュティモン・ジョンジャルーンスックジンちゃん(長い)演じるリンが、何とも魅力的です。クールで不敵で大胆、しかも強靭なメンタル。いくら知的なトリックとはいえ、あそこまでギリギリの危うい計画を成功させるには、天才的な頭脳だけでは不可能なはず。メンタルが人並み以上でなければ達成できないでしょう。

中国で実際に起きた事件をモチーフにしているとか。ここまでスタイリッシュであったかどうかは別として、物語のようなことを計画し、率いて実行した天才は、とりあえずそれ以上道を踏み外す前に、政府が特殊チームへリクルートしたほうがいいかもしれません。(政府ぐるみの犯罪に加担させられたら目も当てられないが)

何にせよ、これほどカンニングをスリリングに描いた映画はほかにないでしょう。手に汗握る史上最大のカンニング・プロジェクトをぜひご堪能ください。

【登場人物と出演者】

チュティモン・ジョンジャルーンスックジンさん演じるリンは、天才を越えるほどの天才で、スパイ並みに強靭なメンタルを持つ少女。しかも9頭身。進学校への転入で出会った、裕福で甘えた連中からの頼みごとを受けたせいで、価値ある頭脳をムダ使いします。リンは知的なサービスでガッツリ稼ぎますが、彼女が本当に欲しているのは「お金」ではないかもしれません。

「私たちは生まれついての負け犬なのよ! だから――」

このセリフが多くを物語っているかも。

ちなみに、チュティモン・ジョンジャルーンスックジンさんのニックネームはオークベープとか。名前長いしねぇ。

チャーノン・サンティナトーンクさん演じるバンクは、ボンボンとお嬢の学校で、唯一リンと並ぶ天才少年です。頭脳は申し分ありませんが、リンと決定的に違うのはメンタルの部分。リンが鋼なら、バンクは数日経って硬くなったフランスパン。

硬くなって歯がおっ欠けそうになったフランスパンは、霧吹きで水をかけ、アルミホイルで包みオーブントースターで焼くと柔らかくなります。まあ、それはどうでもいい情報ですが、つまりバンクはそれほどプレッシャーに強くないのです。

ティーラドン・スパパンピンヨーさん演じるパットは、本気なのかギャグなのはよくわからないお金持ちのボンボン。“高校生同士の頼みごと”の規模を大きくした張本人です。自宅プールでシャンパンとかベタなお坊ちゃんっぷりを発揮したり、黒いタートルだが下は短パン姿でスティーブ・ジョブズ氏風のスピーチを気取ったりします。自分は頭が良くないから的な発言をしながら(わざとらしく)相手を立てて、お金をチラつかせては、リンをうまくコントロールするあたり、悪賢く稼ぐ経営者に向いているかも。

恐らく人は悪くないと思いますが、イッサヤー・ホースワンさん演じるグレースは、甘えん坊でおバカな娘です。そして、かなりの美少女。パットの隣でヘラヘラ、リンに助けてもらってヘラヘラ、泣きながらヘラヘラ(?)しているので、「こいつは大丈夫か?」と心配になります。ただ、本当にリンのことが友人として好きだったことが、あるシーンでうかがえるので、ちょっぴり憎めません。

タネート・ワラークンヌクロさん演じるリンの父親は、実直で真面目な教師です。曲がったことが大嫌いなのはいいですが、娘の意志におかまいなく、転入を決めちゃうのはどうかと思うが。

【結論】 

試験中、あんなにコソコソ会話して後ろを見て、アイコンタクトをとっていたら、即座に怪しまれる気もしますが、とにかく手に汗握る知的犯罪ムービーです。クールでスタイリッシュな部分と、ちょっと素朴で垢ぬけない部分があり、斬新でとても魅力的です。チュティモン・ジョンジャルーンスックジンさんと、ナタウット・プーンピリヤ監督の、今後の活躍も大いに期待ですね!

ライター中山陽子でした。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017)

監督 ナタウット・プーンピリヤ
出演者 チュティモン・ジョンジャルーンスックジン/チャーノン・サンティナトーンク/ティーラドン・スパパンピンヨー/イッサヤー・ホースワン

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