3月の平均買取価格 6727円
平均買取点数74点、お客さま1件あたりの平均買取実績です。

CINEMAバリQ

【クリスマス・脱力企画】
過去クリスマス直前に公開された、それほどクリスマスに関係ない映画特集

今日は12月25日・クリスマスですね。町は大賑わいですが、マイペースに脱力企画をお送りします。今回は、過去クリスマス直前に日本で公開された、それほどクリスマスに関係ない映画特集。なんとなく2003年から2006年までの4年間にしてみました。まったく盛り上がりが見えないなか、脱力しながら開始いたします!

全知全能になった男を描くコメディ「ブルース・オールマイティ」

『ブルース・オールマイティ』は2003年12月20日に日本公開されました

テレビ局のリポーター、ブルース・ノーランは、無茶苦茶なレポートをして局をクビになってしまいます。不運を嘆いたブルースは、思わず天に向かって神様に言いがかりを。すると、さっそく怒った「神」登場。「だったらおまえに力を与えるから自分でやってみろ」といった事態に。そこから、主演のジム・キャリーさんらしいコメディがおっぱじまります。

コメディではありますが、神様は出てくるし、ハートウォーミングな展開もあるので、決してクリスマスに程遠いわけではありません。しかし、ブルースを演じるのがジム・キャリーさんで、そのライバルを演じているのがスティーヴ・カレルさんであることから、本気で笑わせようとしているのも確かです。ちなみに、神様を演じたのはモーガン・フリーマンさん、恋人役はジェニファー・アニストンさんと、なんだか豪華です。

この映画の買い取り価格→→→ 『ブルース・オールマイティ

人気2大クリーチャーが闘う映画「エイリアンVSプレデター」

『エイリアンVSプレデター』は2004年12月18日に日本公開されました

「クリスマスだから、『エイリアンVSプレデター』観に行かない?」と誘われた女子が嬉しいかどうかは別として、クリスマス時期にSFホラーアクションを観たくなる気持ちには共感します。日本ではイベント的な存在のクリスマスですが、無意識のうちに神秘的なものを感じとっているのかもしれませんね。まあ、エイリアンとプレデターが神秘的というわけではありませんが。

相変わらず、どちらも不気味な地球外生命体ではあるものの、この作品では、そのいずれかのナイスガイと出会うことができます。プレデターについて、シュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガーさんが主演した1987年当時の作品から、ここまで長く愛されるキャラクターになるとは思いませんでした。監督は『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソンさん。

この映画の買い取り価格→→→ 『エイリアンVSプレデター

アトム・エゴヤン監督のエロいサスペンス「秘密のかけら」

『秘密のかけら』は2005年12月23日に日本公開されました

手紙は憶えている(2015)』のアトム・エゴヤン監督・脚本作品です。若い女性ジャーナリストのカレン・オコナーは、50年代に起きた未解決事件の裏に何かあると考え、その当事者である人気コメディ・デュオに近づきます。そのツッコミ役がコリン・ファースさん、ボケ役がケヴィン・ベーコンさんという、それこそツッコみたくなるような凄いコンビですが、とにかくこの2人が怪しいこと極まりないわけです。

エゴヤン監督のエロティックサスペンスなので、友人とワイワイにも、恋人とウキウキにも、熟年夫婦でのんびり映画鑑賞にもしっくりきません。濃厚なカップルの、怪しい夜にピッタリかもしれませんね。ちなみに、若い女性ジャーナリストを演じるのはアリソン・ローマンさん。

この映画の買い取り価格→→→ 『秘密のかけら

評価も世界興行収入もドッカン「リトル・ミス・サンシャイン」

『リトル・ミス・サンシャイン』は2006年12月23日に日本公開されました

『リトル・ミス・サンシャイン』と聞くとなんだかクリスマスっぽいような気がしますが、実際には風変わりな家族のハチャメチャな旅を描いた作品です。とても奇妙で、すこぶるチャーミング、少し切なくて、ハートフルなロードムービーなのです。多くの国際映画祭でスタンディング・オベーションの絶賛を受け、第79回アカデミー賞では作品賞を含む4部門でノミネート、脚本賞と助演男優賞を獲得しました。

出演者もスティーヴ・カレルさん、トニ・コレットさん、ポール・ダノさん、いまやすっかり大人のアビゲイル・ブレスリンちゃん、アラン・アーキンさんと、やたらめったら豪華。最後はホッコリするのですが、個人的にはアラン・アーキンさんの存在感が強すぎて、切ない感情がなかなか離れませんでした。

この映画の買い取り価格→→→ 『リトル・ミス・サンシャイン

平成のクリスマスを満喫できるのも残りわずか。気負わず無理なく穏やかに、いいクリスマスをお過ごしくださいませ!

ライター中山陽子でした。